モッツァレラの進化系!クリーミーすぎるチーズ「ブッラータ」とは?
グルメ
雨の日は涼しいくらいの気温でも、晴れ間は真夏のような陽射しがふり注ぎます。気温が上昇すると、のど越しの良いものがほしくなりますね。
これからの季節にぜひ味わいたいのが、夏に旬を迎えるフレッシュチーズ。そのなかでも、“鮮度が命”の希少なチーズ「ブッラータ」をご紹介します。
まるでスイーツ!新鮮なクリームがたっぷり
イタリア語で「バターのような」という意味をもつ「ブッラータ(Burrata)」。モッツァレラチーズのなかに、細かく刻んだモッツァレラと新鮮なクリームをたっぷり詰めて、巾着のように口を閉じたユニークなかたちが特徴です。真っ白でつるりとした表面にナイフを入れると、中からとろりとクリームが流れ出します。そのクリーミーでさわやかな味わいは、まるでスイーツのよう。
イタリアのローカルフードが、世界中のチーズ好きを虜に
ブッラータは、イタリア・プーリア州の農家が少量を手作りしていた地産地消のチーズ。長い間、町の人だけが楽しむローカルフードでした。やがて、その賞味期限の短さや職人による手作りという希少価値が話題を呼び、世界のチーズ好きに注目されるようになったのです。
そして、なんと最近になって日本でも製造されるようになり、鮮度の高いブッラータを日本にいながら楽しめるようなりました!
前菜にもデザートにも!夏にぴったりのフレッシュな味わい
ブッラータは、出来たてをなるべく新鮮な状態でいただくのがお約束。冷蔵庫で保管した時は、常温に戻すと食感と風味が戻ります。
ブッラータを手に入れたら、まずはそのまま味わってみましょう。もちろん、トマトとバジル、オリーブオイルを合わせれば、極上のカプレーゼが完成します。クリームの甘みとほのかな酸味は、フルーツとの相性も抜群。特に桃や無花果との組み合わせは、ぜひ試したいもの。よく冷えた白ワインやスパークリングワインを合わせれば、至福の時間を約束してくれます。
参考文献
『世界のチーズ手帖』日販アイ・ピー・エス 2016
札幌出身、神奈川県在住。大学にて古美術とバイオリン、セツ・モードセミナーにてフランス文化を学ぶ。広告企画制作、雑誌編集を経てフリーライター。現在5歳の娘の育児奮闘中。酒場生活に別れを告げ、美味しいパ...
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