
ミャンマーの大地震で倒壊したタイ・バンコクのビルをめぐり、工事に関する書類を持ち出したとして中国企業の従業員4人が一時拘束されたことが分かりました。
タイのメディアによりますと、倒壊したビルの工事を請け負っていた中国企業の従業員4人は、地震翌日の29日、現場近くにある事務所に侵入し工事に関する書類を持ち出したとしてタイ警察に一時身柄を拘束されました。
4人は「保険金を請求するためだった」と説明したということですが、タイ警察は証拠を隠滅しようとした可能性もあるとみて調べています。
法定基準を満たさない低品質の鉄筋が使われた疑いもあり、ペートンタン首相は、倒壊の原因を徹底的に調査するとしています。
ビルが倒壊した現場では、これまでに12人が死亡、依然として75人と連絡が取れていません。