いよいよ受験シーズン到来。一足お先に福をよぶ、大豆必勝作戦!!
このため、(1)脳や体力の疲労を回復する(2)脳の学習・記憶力をあげる(3)イライラ・緊張・不安などを緩和する 効果が期待できます。
『受験生には卵入り納豆ごはんが良い』といわれる理由は?
本日は、美味しく大豆をとりいれるためのメニューや大豆の効能についてお話します。
受験生には卵入納豆ごはんがよい理由
大豆に含まれるレシチンは、頭をよくする物質として知られています。脳神経の情報伝達をはやめるアセチルコリンのもとになる栄養元です。アメリカでは、中程度のアルツハイマー症の患者にレシチンを与えたところ記憶力が回復した結果や、予防効果も報告されています。レシチンは、大豆食品以外には、ピーナッツ、レバー、卵黄などに含まれます。
納豆は発酵品でもあるため、殺菌効果や免疫力向上の機能があります。発酵食材は毎日たべることで病気予防ができる優れた食材です。
受験生に毎日卵入り納豆ご飯がよいのは、こんな理由からでした。
発酵食品といえばお味噌もそうですね、お味噌汁で毎日とれると病気予防に効果テキメンです。豆乳をお味噌汁にいれると、マイルドになり飲みやすくおいしいスープになります。
朝のスタートは体を温め、脳を活性化させたいので、スープやお味噌汁は欠かせません。お豆腐の味噌汁や中華スープ、豆乳鍋や豆乳をつかったスープやシチューもいいですね。
おつまみの定番、エダマメは、大豆の完熟前の実だって知ってましたか?
大豆ペプチドが筋肉疲労や脳疲労を回復してくれます。夏の疲労回復・栄養補給の定番、エダマメは、大豆の完熟前の姿だってご存知でしたか?
完熟前ですので大豆に比べるとタンパク質の量が少ないですが、それでもエダマメは冷凍技術がすすみ年中入手できますので、エダマメで食してもいいですね。
ちなみに、おつまみの定番なのは、タンパク質を構成するメチオニンとよばれるアミノ酸が、アルコールの分解を助けてくれるからです。冷ややっこやエダマメがビールのお供になるにはちゃんとした理由があるのです。
店頭には、豆の持つ力で邪気を払い幸福を呼ぶという節分のお豆がすでにならんでいます。おやつに食べてもよいですね(消化を考えると、食べ過ぎ注意です)
でも、せっかくですから、冬の旬のお野菜とお豆腐、味噌、豆乳、きな粉などをくみあわせたメニューで効率的にとりいれたいですね!湯豆腐やズンドウブは消化によくいいですね。夜食にぴったりです。
精神的な不調にも大豆!イライラ・緊張を軽減
また、大豆の最も知られている栄養素は、大豆イソフラボン。女性ホルモンのバランスを整え、月経トラブルやPMSの不調緩和に効果を発揮します。抗酸化作用や代謝を向上作用のあるサポニンも含みますので、女子の強い味方でもあります。(美肌やダイエットの効果もありますがまた次回のお話で。)
大豆でそのまま、サラダや煮豆などでいただく場合は、水煮は栄養分が流れ出てしまうため、蒸したものがおすすめです。大豆はほとんどの栄養素をバランスよく含んでいるのですが、ビタミンCをふくみません。ビタミンCの豊富なお野菜とあわせて効率よく摂取しましょう!
大豆食品のトップバッター。大豆にはなく、味噌ならではの栄養素もあります
さて、いくつかお味噌をつかったメニューでお気に入りのものをご案内いたします。
【味噌じゃがバター】
ふかした芋、もしくはあげた芋に、バター・お味噌を少量のせて、小口のネギをちらしてはいかがですか?
【味噌ディップ】
旬のお野菜に、お味噌とマヨネーズをペーストにしてディップして頂くサラダも絶品です。
【豆腐と鱈とネギの豆乳グラタン 味噌バター風味】
具材をバター・塩・コショウでいためる。
小麦粉を少量ふりかけ、豆乳をいれ火を通す。
耐熱さらにいれ、チーズをのせ、焦げ目をつけて出来上がり。
鱈は鮭や牡蠣でも美味しいです。
【豆腐の味噌漬け】←ご飯がすすみます!おつまみにも。
豆腐 1 丁をキッチンペーパーで包み、電子レンジで2~3分ほど加熱、水切りををする。
味噌とみりん(3:1)をまぜあわせペーストにし、水切りした豆腐に全面にしっかり塗る。
キッチンペーパーでつつみ、さらにラップで包む。
1 晩~ 1 週間寝かせる。
お好みにカットして召し上がりください。
皆様の武運をお祈りしております!