3月から必須!ライフスタイルに合わせた様々な紫外線対策を気象予報士が解説PR
紫外線対策は3月から必須
昨年からは、新型コロナウイルスによる行動制限もほとんどなくなり、お出かけや旅行などの外出を気軽に楽しむことができるようになりましたね。
屋外で過ごすときに注意すべき点として「紫外線」が挙げられます。
気象庁が観測している月別のUVインデックス(※)を見てみると、紫外線対策が必要とされている「3」以上の値になるのは3月からです。さらに、4月の紫外線量は残暑で日差しの強い9月とほぼ同等になっています。この時期は、まだ春だからと紫外線対策を怠っている人もいるかもしれませんが、油断していてはいけません。
※UVインデックス:紫外線の人体への影響度を表す指標のこと
紫外線準備前線 多くの地域で3月から紫外線対策の準備が必要 すでに対策準備が必要な所も
これから紫外線対策が必要になる主要都市は、広島3月6日頃、大阪3月7日頃、東京3月17日頃、長野3月24日頃、仙台3月29日頃、札幌4月11日頃の予想です。
この先、桜の開花・満開の時期に入り、お花見ラッシュを迎えます。春休みを使って外出する方も多くなり、屋外で長時間過ごす機会が増えることが予想されますので、紫外線対策の準備を忘れずに行うようにしましょう。
この春は暖かい気温で薄着になりやすい 紫外線にも要注意
例年、春の期間は日本列島を低気圧や前線が通過しやすく、本州付近では雨や曇りの日が多くなります。今年の春も、日本列島に暖かく湿った空気が流れ込みやすい予想のため、降水量は広い範囲で平年並みでしょう。春らしく、変わりやすい天気が続く見通しです。
天気別のUVインデックスは、快晴の日を基準に薄曇りの場合は約8~9割と快晴時とほぼ変わらず、曇りの場合でも約6割、雨が降っている場合でも約3割あり、曇りや雨でも紫外線の影響は決して小さくはないことがわかります。天気に関わらず、紫外線対策をするようにしましょう。
さらに、気象庁の観測によると、紫外線を散乱・吸収するエーロゾル(大気中の微粒子)等の影響により、地表に到達する紫外線量は1990年の観測開始以降は増加傾向にあるという結果もありますので、日常的に紫外線対策をするように心がけましょう。
ノーマルな長袖より「UVカット服」で効果的な紫外線対策を
一般的に、黒色は紫外線を通しにくく、白色は紫外線を通しやすいため、同じ性質の生地では白色よりも黒色の服の方が、紫外線カット率が高いです。ただ、春や夏は明るくて涼し気な色を選択して着たい方も多く、黒色や色の濃い服ばかりでは、なかなかおしゃれを楽しめません。
そのような時には、UVカット加工が施された服がおすすめです。 UVカット服やグッズを多く展開しているユニクロでは、紫外線を「反射」「吸収」する特殊な生地を使用しています。生地の編み方のテクノロジーによって、「反射」「吸収」しているため、明るい色でも十分なUVカット効果が発揮されています。
見た目も上品で淡い色をした商品も多いため、例えば街中やお出かけの時も、「着る日焼け止め」でシーンを選ばずに気軽にUVカットできますね。
日焼け止めを使う時の注意点
しかし、その日焼け止めも使い方次第では、効果が適切に発揮されないことをご存じですか?
日焼け止めの塗りムラの可視化
■十分な量の日焼け止めを使う
製品に示されている使用量を目安に、しっかりと塗りましょう。量が少ないと、十分な日焼け止め効果が得られません。
■ムラなく丁寧に塗る
適量を手に取り、少量ずつ肌にムラなく塗りましょう。顔の場合、指先の腹を使って均一になるように塗ります。手のひらで塗ると日焼け止めが手のひらに残ってしまい、顔に行き渡りにくくなります。特に日焼けしやすいところは重ね塗りを。塗ったところはこすりすぎないようにしましょう。
伸びがよく、たっぷり使っても軽くてべたつかない、エッセンスタイプがおすすめです。
汗を拭いた直後の日焼け止め効果
肌質や使用場面、使用部位などの簡単な質問に答えるだけで、ご自身にぴったりの日焼け止めが見つかるサービスもありますよ。
これからさらに暖かくなり、お出かけや旅行の計画を立てる方も多いかと思います。屋外での活動は、天気に関わらず紫外線対策が必須ですので、ライフスタイルや目的に合わせた日焼け止めを活用して、楽しく快適に過ごしましょう。