ちくわパン、ようかんパン、豆パン。北海道のご当地パン

ちくわパン/ちくわの中にはツナサラダ。札幌のパン店が発祥

今では札幌だけでなく全道的、全国的にもポピュラーになり、ちくわの中にポテトサラダやチーズクリームなどが入っている、似たようなちくわパンも販売されています。筆者的には、やはりちくわと相性がよい定番のツナサラダが一番好みです。
〈参考:どんぐり「パン年表」〉
ようかんパン/羊かんでパンをコーティング。チョコに見えるけど…

引用元:日糧製パン「ようかんツイスト3本入り」
特徴は、パンの表面を羊かんでコーティングしていることと、パンの中にホイップクリームなどのクリームが入っていることです。他県のようかんパンは、中身があんこの場合が多いようですが、北海道の場合はクリームが基本です。
ようかんパンの袋には、“ホイップクリーム入り”などと書いてあるので、色からして、一見するとチョコパンのように見えます。他府県から引っ越してきた人がチョコパンのつもりでかじったら、ようかんだったのでビックリした…という話を耳にすることもあります。パンにようかんがコーティングされているなんて、普通は想像がつきません。さぞやビックリしたことでしょうね。
豆パン/甘納豆が練りこまれている。道民は全国区だと信じている

菓子パンといえば、あんパン、豆パン、クリームパン
北海道ではあまりにもポピュラーなパンなので、豆パンが全国区でない、ということを知らない道産子は数多くいると思われます。
また、北海道では甘納豆は、豆パンだけでなく、お赤飯にも入っています。土地がら、金時豆の産地であるからなのか、北海道と甘納豆は深くつながっているようです。
〈参考:総務省統計局「4月12日 パンの記念日」〉
ご当地パンではありませんが、普通の四角い食パンのことを北海道では「角食」または「角パン」とよびます。パンの独特なよび方と、独特な種類。北海道ではパン文化が少しだけ他府県と違った進化をとげているようです。