あなたが傘を開くとき、水滴はここまで飛んでいた!?
さて、水滴はどこまで飛ぶと思いますか?
やっぱり6月と7月は傘の出番No.1!
※傘の日の日数が一番多い月をピンク色で囲っています。
傘の出番が増えるほど、周囲の傘のマナーが気になります。
そこで、tenki.jpチームでは雨の日マナーを向上させるべく、「実際のところ、傘を開いた時はどれくらいの水滴が飛んでいるのか?」実験を行いました!
実験:雨の日マナー違反を検証!
【実験方法】
ビニール傘の表面に色水(今回は水色に着色)を塗布し、所定の位置から傘をワンタッチで開きます。
開き方の違いで水滴がどのように飛ぶのか、勢いよく開いた場合(ケース1)と、ゆっくり開いた場合(ケース2)との2通り行いました。
結果:傘の水滴はここまで届いていた!
勢い良く開いた時(ワンタッチを押して一気に傘を持ち上げたとき)、水滴の飛び方は広範囲になりました。写真だと少々分かりづらいのですが、なんと3メートルの所まで水滴が飛んでいました!(写真左上の拡大写真を参照)
少量でも飛んできたらやはり嫌ですよね。傘を開く時は、『周りに人がいないか』を必ず確認しましょう。
言葉にすると当たり前のことですが、
例えば・・・
コンビニを出たら正面の信号がちょうど青だ!渡りたい!
と思ったあなたは、『周りに人がいないか』ちゃんと確認してから傘を開けていますか?
余裕がないと、意外と周りが見えなくなってしまうこともあります。
雨の日は時間に余裕を持って行動するというのも、大切です。
次にゆっくり開いた時(優しく押して、ゆっくり傘を持ち上げたとき)の結果です。水滴は概ね1メートルという範囲内に集中的に飛びました。勢いよく開いた場合に比べて、迷惑のかかる範囲は小さいですが、もし相手との距離が近い場合は、相手にびっしょり水滴がかかってしまうことが分かります。
傘を開く時は『傘を相手に向けない』、いくらゆっくり開いたとしても『相手に背を向けて開く』と良さそうですね。
結論:傘を開くときは・・・
傘が手放せない梅雨の季節は、傘の取り扱いに注意して、自分も周りも気持ちよく過ごせるように心がけたいですね!
そして、雨の日こそ時間に余裕を持って行動し、『知らず知らずのうちのマナー違反』に気をつけましょう!
★そのほかにも、気をつけたい雨の日マナー★