気温変動の大きな1週間 東京都心は真冬並みと3月並み行ったり来たり 体調管理注意
12日(日) 関東など太平洋側も10℃に届かず
そんな中、今朝(12日)は銚子で初雪を観測。これで、今シーズン関東で初雪を観測している全地点で観測した事になりましたが、まさに雪舞う寒さとなりました。
15時までの最高気温は、東京都心9.0℃、名古屋7.6℃、大阪9.0℃、福岡7.5℃など、東日本や西日本でも10℃に届かない所が多くなりました。特に、山沿いを中心に積雪となった九州では、長崎など市街地でも昼頃に雪が強まり、長崎の最高気温は4.3℃と今季一番低くなりました。
一方、北陸など日本海側では日差しが出て、最高気温は昨日(11日)より高く、金沢は9.4℃と2月下旬並み、現在も平年の約2倍の積雪となっている青森でも5.8℃と3月中旬並みとなりました。
気温の変動が大きい1週間
次に強い寒気が流れ込むのは、15日(水)~16日(木)頃。冬型の気圧配置が強まり、再び強い寒気が西回りで流れ込む見込みです。今季最強の寒波(7日~11日の5日間ほど)よりは期間も2日程度と短いですが、北日本や北陸を中心に冬の嵐となりそうです。関東など太平洋側は晴れますが、グッと気温が下がり、厳しい寒さとなるでしょう。
寒気が入る前の15日(水)の東京都心は最高気温が16℃と3月下旬並み、桜が咲く頃の陽気となりますが、夜は気温が急降下。16日(木)の朝は2℃予想ですが、場合によっては氷点下の「冬日」になる可能性があります。日中も気温の上がり方は鈍く、10℃には届かないでしょう。
15日(水)~16日(木)の荒天が過ぎると、日本付近は寒気の影響を受けにくくなる見込みです。20日(月)は二十四節気の「大寒(だいかん)」。一年で最も寒さが厳しい頃ですが、各地で平年より高い気温となりそうです。