カーテンの洗濯頻度や効率的な干し方のポイントを解説

今回は、カーテンを洗濯する頻度や、洗濯に適した時期、洗濯する際に注意したいポイントについて解説します。
カーテンの洗濯頻度

カーテンの洗濯に適した時期

まず1つ目は、春から夏に移り変わる季節の変わり目です。
具体的には、花粉シーズンが落ち着いたあとの夏が訪れる前にカーテンを洗濯すれば、生地に付着した花粉汚れを落とすことができます。ただ、梅雨のじめじめした時期にカーテンを洗濯すると乾きにくくなってしまいますので、梅雨に入る直前や、梅雨の晴れ間を狙って洗濯しましょう。
2つ目は、夏用カーテンから冬用カーテンに切り替える時期です。
夏場は日差しを遮る遮光カーテンを、冬場は保温効果を高める断熱カーテンを使っているご家庭では、カーテンの掛け替えをきっかけに洗濯するという方法もあります。洗濯したカーテンをタンスやクローゼットできちんと保管しておけば、次のシーズンまできれいな状態をキープすることができます。もちろん、カーテンの汚れが気になったら、その都度洗濯してもOKです。
カーテンを洗濯する際に注意したい4つのポイント

■1.洗濯表示をチェックする
近年販売されているカーテンは自宅で洗濯できるものも多いですが、中には洗濯機の使用を不可としているものもあります。カーテンを洗濯する際は必ず洗濯表示をチェックし、自宅で洗っても大丈夫かどうか確認しましょう。
■2.デリケートな生地におしゃれ着用洗剤を使う
デリケートな生地を使ったカーテンの場合、一般的な洗剤を使うと生地が傷む原因になります。洗濯表示の洗い桶のマークにアンダーラインが引いてあるものは「弱い洗濯」を推奨するという意味ですので、生地を傷めにくいおしゃれ着用の洗剤を使うようにしましょう。
■3.あらかじめカーテンフックを外しておく
カーテンを洗うときは、必ずカーテンフックを外してから洗濯機に投入しましょう。カーテンフックを付けたまま洗濯すると、フックが引っかかって生地に傷をつけたり、フックそのものが破損したりする原因となるので要注意です。
■4.脱水は短時間で済ませる
カーテンを長時間脱水にかけてしまうと、生地が破れたり、しわがひどくなったりします。ドレープカーテンなら1分程度、レースカーテンなら30秒程度の脱水でも十分ですので、長時間脱水にかけないよう注意しましょう。
カーテンの効率的な干し方
カーテンは年1~2回、定期的にお手入れしよう
カーテンを洗濯するベストタイミングを知りたいときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」が公開している「洗濯指数」を参考にするのがおすすめです。天気や気温の予想をもとに、洗濯物の乾きやすさをわかりやすく表記しています。洗濯指数は10日先まで公開されていますので、カーテンの洗濯日和を知りたい方は、ぜひtenki.jpの洗濯指数をご活用ください。