気象予報士のリアルな春の通勤コーデ!4月から5月まで使えるアイテムを紹介
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春の通勤コーディネートを日本気象協会で勤務している気象予報士が紹介します。春といえどもまだまだ寒い日のある4月から、夏日になることもある5月まで着回すことができるアイテムで作るコーディネートをお伝えします。
4月と5月の東京の気温の平年値と服装の目安
東京の4月5月の平年値は以下の通りです。
4月
日最高気温 19.4℃
日最低気温 9.8℃
5月
日最高気温 23.6℃
日最低気温 14.9℃
4月の寒い時には、10℃を下回ることがある一方で、5月の暖かい時には20℃を超えて、25℃に迫る日もありそうです。
気温と服装の目安の表を見てみると、10℃ぐらいの気温の場合はトレンチコートが必要ですが、20℃を超えると長袖シャツだけで十分に過ごすことができそうです。
清水気象予報士の春の通勤コーディネート
最初に春の通勤コーディネートを紹介するのは、清水気象予報士です。
「春色だけど、朝晩の寒さ対策ができるコーデ」という事で、ピンク色の薄手のコートの下にライトダウンを羽織って寒暖差対策ができるコーディネートになっています。
ライトダウンは、コートの袖口からはみ出ることがない、ベストタイプを選ぶのがポイントなんだそう。ライトダウンはコンパクトに畳むことができるので、1日の気温変化に合わせて、寒い時は着て、暖かい時は畳んで持ち運ぶようにしているそうです。
ライトダウンは大体4月末ごろまで使っていて、5月に入ると薄手のコートだけで過ごすことが多いそう。薄手のコートは、ツルツルとした生地感で撥水効果があり、4月から5月だけではなく、梅雨時期となる6月にかけても使えるそうです。
岩崎気象予報士の春の通勤コーディネート
次に春の通勤コーディネートを紹介するのは、岩崎気象予報士です。
「朝晩と屋内外の寒暖差にも対応するコーデ」という事で、ブルーの薄手のブラウスに裏地付きのベージュのコートを羽織っています。
コートは薄手ながらも、裏地がしっかりとついていて、朝晩の寒さに対応ができます。風を通しにくいので、スカートを履いていても、スカートが風で舞い上がることを防げるそうです。
コートの下は、鮮やかなブルーが目を引く薄手のブラウスを着ています。外は肌寒くても、オフィスの中は空調が効いていて暖かい場合も多いので、4月から5月にかけてはブラウスを着ることが多いそう。コートやジャケットなどと合わせて着回しできる点もおすすめポイントとのことでした。
安齊気象予報士の春の通勤コーディネート
最後に春の通勤コーディネートを紹介するのは、安齊気象予報士です。
「朝晩と昼とで寒暖差があっても快適に過ごせるコーデ」という事で、ネイビーのパンツにベージュのジャケットを合わせています。
薄手のジャケットの下には、袖がないベストタイプのライトダウンを着込んで、朝晩の寒さ対策としているそう。ベストタイプを選ぶことで、腕の部分が細いジャケットとも合わせることができるという事です。ジャケットやアウターの下に着こめるアイテムはこの時期に使いやすくておすすめだそうです。
安齊予報士が春から持ち歩いているのは、折りたたみ傘です。春に多い前線性や低気圧性の雨は、朝だけ降ることや、朝は晴れていても夕方から降り出すという事も多いので、持ち運びやすさも考えて長い傘よりも折りたたみ傘を使うことが多いそうです。強い雨が予想されている場合は長い傘、短い時間で弱い雨が降る場合は折りたたみ傘と、天気予報を見て傘を使い分けるというのもテクニックということでした。
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