桜の子ども? 美人になる実? 「さくらんぼ」の季節がやってきた!
春から夏に移り変わるこの季節、さくらんぼが店頭に並び始めるのを楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。
今回は、さくらんぼのちょっとした豆知識をご紹介します。
日本のさくらんぼ栽培
さくらんぼはかなり歴史の古い果物で、ヨーロッパでは紀元前のローマ帝国時代から、中国では3000年も前から栽培されていたとされています。
しかし、日本にさくらんぼがやってきたのは明治元年。案外最近のことでした。ドイツの貿易商人であったガルトネルが北海道にさくらんぼを持ち込んだことが、日本でのさくらんぼ栽培のはじまりとなっています。ガルトネルは他にも、りんごや洋ナシなどといった西洋の果物を持ち込んでおり、これをきっかけに日本で様々な果物が栽培されるようになったのです。
夏バテ予防にも最適!その実に含まれる栄養とは…
さらにさくらんぼには、たくさんの水分や糖分が含まれており、夏バテの防止にも一役買ってくれるとのこと。春から夏へと移り変わるこの季節にもってこいの果物ですね!
さくらんぼは昔から民間療法にも使われていたようで、中国では「美人をつくる果物」とも言われているとか…。他にもアメリカでは痛風に効くなどとも言われているそうです。本当に効果があるのかはさだかではありませんが、昔からさくらんぼが身体に良い果物だと言い伝えられてきたのがわかりますね。
夏の訪れを感じさせる甘酸っぱいさくらんぼの実は、デザートにも最適です!「さくらんぼを調理したことってあんまりないな~」というみなさんも、今年の夏はさくらんぼを使った料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。