実は、想像以上に多いカラオケコンプレックス。大人の身だしなみ=勝負ソングを持っていますか?
明日から使えるカラオケ上達法を実践し、あなただけの勝負ソングを持とう!
この1カ月に送別会や歓迎会、お花見、懇親会、合コンなどに参加した人も多かったのでは?
さらに、これからは結婚式や二次会などが多くなる季節を迎えます。そうした数々のシーンで定番となったカラオケですが、実は「隠れカラオケコンプレックス」の人が多いのも事実。
そんな人もいざという時に備え、一曲くらいは“勝負ソング”を持っていたいもの。
そこで、GW後半にひっそり練習できる「歌がうまくなるポイント」を伝授!
気になる人は早速実践してみては。
ポイント1:息が途切れず、最後まで歌いきれる「前かがみの姿勢」
こうした要素が複合化して、多くの人がカラオケコンプレックスになっているといわれています。こうした悩みに応えるのが以下の克服法です。
ポイント1:前かがみの姿勢になると、声の通りはよくなり声量もアップ
ポイント2:声は出し惜しみしながら、ここぞというときに使う
ポイント3:喉にも余計な負担にかけないよう、あごをひいて歌う
では早速、ポイント1をご説明しましょう。
自分の声と音域が合わない歌を歌うと、高音が出なかったり息が続かなかったりするものです。これは肺活量が関係している、と思われがちですが、実は息のはき方に問題があります。プロであれば腹筋を使ってむだな息を出さずに歌うことができますが、そうなるにはトレーニングが必要。
そこで使いたい裏ワザが「前かがみの姿勢で歌う」ことです。立って歌うことで、声の通りはよくなり声量もアップします。加えて、前かがみになることでおなかに余計なリキミが入らなくなり、ムダな息をはくことが抑えられるといいます。
中島美嘉さんのように、“ここぞ”という時に前かがみでおなかを押さえて熱唱するアーティストも見られますが、これはまさしく理にかなったスタイルといえるのかもしれません。
ポイント2:メリハリに欠けた単調な歌に終わらないためには
ここはひとつ、歌い方にメリハリをつけてみましょう。たとえば、歌い出しはやや控えめ(小さな)な声で、サビの部分では徐々に声を大きくしていきます。サビの部分以外にも、低音から高音に変化するときを狙って、大きく歌うようにすると抑揚が加わり、これだけで数段うまく聞こえます。くれぐれも歌い出しから声量を全開にするのではなく、声域にムリのない範囲で、声を出し惜しみしながら強弱をコントロールしていけば、周囲はきっとあなたの歌に注目してくれるはずです。
ポイント3:あごを引くことで喉の中の反響スペースが広がる
つまり「あごをひく」という少しの工夫で歌声に響きが生まれ、音域の幅も豊かになります。さらに喉にも余計な負担がかからず、リラックスした状態でより高い音を出せるようになるから不思議です。
また、そもそも音程がハズレて、曲調に音程をのせられない人は、練習する際に片側の耳に耳栓をして歌うことがオススメ。
歌うときは、聞こえてくるカラオケ(気導音)と、自分の声(骨導音)とを微妙に調整しながら歌っていますが、音程がハズれてしまう人の多くは、自分の声(骨導音)をうまくひろえず、結果オンチになってしまうそうです。
では、どうしたら骨導音が聞こえるようになるのか。
その秘策が“耳栓”です。片方に耳栓をするだけで骨導音が聞こえるようになり、音程調整がうまくいくことでオンチ克服につながるというわけです。簡単な方法なので、音程をつかむことが苦手な人はぜひお試しあれ!
自分だけの十八番(おはこ)を楽しんで歌おう!
カラオケ人口の増加とともに、現在はカラオケマシーン自体にボイスコントロール機能が搭載されているので、ある程度は質を上げることも可能ですが、どうせ歌うなら気持ちよく歌いたいのが人情というもの。
とくにカラオケコンプレックスの人は、「うまく歌おう」と気負わず、深呼吸をしてリラックスして歌うことが大切です。何より、下手なりにも一生懸命歌っている人は周囲から見て好印象ですし、ノミニケーションという言葉があるくらい、宴席は周囲の人との大切なコミュニーションの場ですので、せっかくのこうしたチャンスを活かすためにも、3つのポイントを実践して苦手意識を克服してみては。
そうすればきっと、自分だけの十八番(おはこ)を楽しんで歌えるようになるはずですから!