2月3日「立春」以降に今季一番の大寒波襲来か 大雪と寒さが長丁場
明日29日にかけて西日本の平地も積雪注意
明日29日は九州の雪は昼ごろまでとなるでしょう。中国、四国は日差しもありますが、夕方にかけて所々で雪が降りそうです。車で山を越える際には冬用タイヤが必須となります。雪道に慣れていない方は運転を控えてください。
近畿から関東は日中はおおむね晴れるでしょう。北陸や東北は断続的に雪や雨で、雷を伴って降り方が強まりそうです。沿岸は風も強まり、大雪だけでなく、暴風雪にも警戒が必要です。
北海道も広い範囲で雪となり、今日とは一転、荒れた天気になるでしょう。積雪の多い所ではさらなる大雪によるなだれや落雪に十分な注意が必要です。
土日は西から広く雨や雪 関東で雪の可能性も
2月1日から2日にかけて、この土日は西から天気が崩れます。西日本は広い範囲で冷たい雨が降り、山では雪の強まる所があるでしょう。東日本は広い範囲で雪や雨となり、関東でも雪が降る可能性が出ています。最新の気象情報をこまめに確認し、雪が予想される場合には早めの備えを行ってください。
来週にかけては、強弱を繰り返しながら寒気の影響が続く見込みで、3日以降は、今季一番強烈な寒気が流れ込む見込みです。
関東以西に「低温に関する早期天候情報」が発表
上の図は、昨日27日に気象庁が発表した「低温に関する早期天候情報」です。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい低温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
これによりますと、2月3日(月)頃から、九州北部、九州南部、奄美地方、沖縄地方で、2月4日(火)頃から、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国地方で5日間の平均気温がかなり低いと予想され、「10年に1度の低温」になる可能性があります。
北陸~山陰にかけて「大雪に関する早期天候情報」が発表
昨日27日に気象庁は「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい降雪量となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
これによりますと、北陸、長野県北部、群馬県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰では、2月4日(火)頃から、5日間の降雪量がかなり多いと予想され、「10年に1度の大雪」になる可能性があります。
積雪が急増し、交通に影響が出るような大雪となる日が続く可能性があります。今のうちに備えを見直し、できる対策を行っておきましょう。