近畿の大雪 ピークは明日5日と8日(土)ごろ 次の週末は京都市内でも積雪の可能性
明日5日は1度目のピーク 北部では大雪による交通障害に厳重警戒
特に、「滋賀県の長浜市や米原市、高島市」や「日本海沿岸」では同じような場所で雪が降り続き、積雪が急増する恐れがあります。交通障害や雪崩、屋根からの落雪に警戒・注意をしてください。
中部と南部では晴れ間が広がりますが、「大阪湾周辺」や「紀伊山地周辺」など、雪の降る所もあるでしょう。
西寄りの風の強い状態が続き、強い風で物が飛ばされたり、雪と風で見通しが悪くなったりする恐れがあるため、ご注意ください。
8日(土)ごろは2度目のピーク 京都市内でも積雪の可能性
中部と南部では晴れ間が出ますが、7日(金)までは大阪や奈良など、大阪湾や四国から流れ込む雪雲の影響を受けやすい所を中心に、雪が降る見込みです。
また、8日(土)ごろは寒気の流れ込みが強まり、北寄りの風に変わるため、降る範囲が広がる見込みです。京都市内や大津市内など、普段は雪が積もらない中部の平地でも積雪となる所があるでしょう。
気温の低い状態が続くため、路面凍結や水道管の破裂に注意をしてください。
慣れない大雪! 注意が必要な場所は?
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しやすくなります。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。