最強寒波が襲来 極寒列島 明日5日の朝は広く氷点下 路面や水道の凍結に注意
明日5日 朝は冷え込み強まる 広く氷点下
日本海側では広い範囲で雪が降っていて、普段、雪が降らない九州南部や四国など、太平洋側でも雪の降っている所があります。
帯広市など北海道東部では、降雪量がたったの半日で120センチ記録的な大雪になった所がありました。北陸でも積雪が急増し、金沢市など市街地でも雪が積もっています。金沢市では、午後3時までの積雪深が11センチと、今シーズン初めて2桁になりました。
明日5日(水)にかけても日本列島は強い寒気に覆われて、朝は冷え込みが強まるでしょう。最低気温は氷点下の所が多く、宇都宮と水戸はマイナス4℃、高知と熊本ではマイナス2℃まで下がるでしょう。高知では今季一番の冷え込みになりそうです。最大限の防寒をなさってください。
明日5日 日中も厳しい寒さ 都心も強い風で体感温度下がる
大阪では日差しが出ても、今日よりさらに低く、5℃の予想です。福岡も5℃が予想され、今日と同じくらい。断続的に雪が降って、震えるような寒さが続くでしょう。名古屋でも6℃の予想で、雪雲が流れ込む予想になっています。
東京都心は10℃の予想ですが、冷たい風が強めに吹いて、数字よりも寒く感じられるでしょう。日差しよりも、風の冷たさの方が勝りそうです。お出かけの際は、マフラーや手袋など冬のアイテムを活用しましょう。
寒さのピークは8日 最大限の防寒を
最低気温は札幌でマイナス9℃の予想で、今季一番の冷え込みになるかもしれません(これまでは1月19日のマイナス8.4℃)。北海道の内陸では広い範囲でマイナス10℃を下回る所もあるでしょう。福岡でもマイナス1℃と、今季2回目の真冬日になりそうです。
東京都心は1℃の予想で、関東でも内陸では軒並み氷点下で、氷が張るほどの冷え込みが続きそうです。受験シーズンも続きますので、体調を崩さないよう、お気をつけください。
水道凍結の注意と対策
①気温が氷点下4度以下になる時です。天気予報で翌日の最低気温をチェックしましょう。ただし、水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない場所だったり、強い風が吹きやすい場所だったり、むき出しになっていたりすると、気温が氷点下4度以下まで下がらなくても、水道が凍結しやすくなります。
②「真冬日(最高気温が0度未満の日)」が続いた時です。日中も気温があまり上がらないと、水道管の中では水が冷やされたままのため、凍結しやすくなります。水道管の近くに気温計を置いて、気温をチェックするのも、おススメです。
③旅行や帰省で家を留守にするなど、長い時間、水道を使わない時です。
水道凍結を防ぐために、事前の対策を行ってください。