災害級の大寒波 週末にかけて大雪や猛吹雪続く 太平洋側も積雪 立往生など厳重警戒
今日4日 北海道で記録的大雪 本州や四国の太平洋側で雪の所
帯広市では昨日3日午後9時の積雪は9センチでしたが、今日4日午前9時の積雪は129センチとなり、12時間降雪量は120センチとなりました。また、午前3時までの3時間降雪量は59センチとなり、3時間降雪量、12時間降雪量ともにいずれも全国の観測点の中で、統計を取り始めてから最も多くなりました。(国内歴代1位の記録を更新)
午後3時現在、北海道東部の雪の降り方は弱まりつつあります。
一方、冬型の気圧配置が強まり、日本海側は広い範囲で雪が降り、降り方が強まってきました。
また、風も強まり、九州南部や四国、関東北部など太平洋側にも一部に雪雲が流れ込んでいます。午後3時の天気は鹿児島でみぞれ、徳島や松山では雪となっています。
明日5日にかけて北陸など短時間で積雪急増も 太平洋側も積雪の恐れ
また、明日5日にかけては、あまり雪の降らない九州南部や四国など太平洋側にも雪雲の流れ込みやすい状況が続くため、積雪となる恐れがあります。朝は時間に余裕を持って行動するようにしましょう。車の立ち往生などを引き起こす可能性がありますので、雪道の運転に慣れない方は必ず運転を控えてください。
最強寒波の影響続く 車の立ち往生など厳重警戒 8日頃まで災害級の大雪
日本海側を中心に急速に雪雲が発達し、雪の降り方が強まるため、大雪となる所がある見込みです。
上の図は7日午後5時にかけての72時間予想降雪量です。
赤紫色は100センチ以上の降雪量のエリアを示していますが、山陰から北海道にかけてまとまった雪が予想されています。中でも北陸や東北の広い範囲では100センチどころか200センチを超えるような危険な雪の降り方となる所もあるでしょう。
一連の寒波の影響で週末にかけて、新たに記録的な大雪になる所が出てきそうです。雪の事故に厳重に警戒し、できるだけ不要不急の外出を控えてください。