4月26日は「よい風呂の日」デトックス効果抜群の半身浴とは?
「肩まで入ってあったまろう」は昔の話?
疲れないし、のぼせない。なのに大汗が!?
体を冷やす生活習慣で血流が悪くなり、体内にたまった老廃物があらゆる不調を引き起こしているといいます。とくに女性にとっては、婦人科系の病気やむくみ・肌荒れなどの原因に! 半身浴で温まって、冷えを撃退したいですね。
とはいえ、ふつうの入浴と、どうちがうのでしょうか・・・どっちみちお湯につかるだけ。 むしろ、たっぷりの熱いお風呂に全身入ったほうが温まるのでは?
ところが、熱いお風呂だと体の表面はすぐ温まるのですが、すぐ上がりたくなってしまうので体の芯まで温めることができず、効果が得にくいのだそうです。そもそも熱いお湯は交感神経を刺激するため、目覚ましがわりの朝風呂など短時間の入浴向き。しかも、たっぷりのお湯に首までつかると心臓に負担がかかるので、息苦しくなったりもします。
冷えの解消に適しているのは、「ぬるくて少ないお湯」だったのですね。
半身浴すると、大量の汗とともに毛穴の汚れや老廃物が流れて、お肌がピカピカになります。下半身を温めることで血流が全身にゆきわたり、頭痛・肩こりなどの不快な症状が緩和し、代謝がアップ。抵抗力のある痩せやすいカラダになるのです。デトックス効果でむくみが改善されて、顔や脚のラインもスッキリ!
ぬるめのお湯にゆったりつかると、脳のスイッチが副交感神経に切り替わってリラックス。ただでさえ交感神経に傾きがちな現代人ですが、春はことに緊張や興奮で寝付きが悪くなる時期・・・半身浴でお休みモードに切り替われば、気持ちよくぐっすり眠れます。
効果的な「半身浴」のやりかたは?
フタの上でお仕事しちゃう人もいるようです!
1・ ぬるま湯(38度〜40度)につかる
2・ 半身(みぞおちから下)だけつかる
3・ 20分以上つかる
お湯が熱いと、そもそも長時間つかっていられません。ぬるめのお湯に15分ほどつかっていると、じわじわ、やがてポタポタと汗が出てきます。最低でも20分はつかるようにしましょう。
心臓などに負担がかからないよう、お湯はみぞおちから下がつかるだけの量にして、腕は必ず出しておきます。すると上半身は濡れないので、かなり自由に何でもでき、20分なんてじつはあっという間! 時間が気になる方は、歯磨き、顔・髪のパック、ハンドケアなど、バスタイムの行程を組み入れてみては。
◆汗がたくさん出るので、バスルームにはペットボトルの水などを持ち込んで水分補給をしっかり行ってください
◆お湯が 冷めてきたら、足し湯などをして温度調整します
◆出ている上半身を冷やさないためには、乾いたタオルを肩にかけます。お湯で濡らしたものはかえって冷えてしまうので、避けましょう
半身浴は、長い分には何時間入っていてもよく、好きな時間帯でOK! ただし、食事やお酒・薬を飲んだすぐ後は避けてください。また、入浴後は少し落ち着いてから寝るようにします。
ひきかけの風邪くらいなら治ってしまいますが、体調が悪いと感じるときは入らないでくださいね。
さらに効果をアップさせるなら!
スマホはジッパー付きビニルに入れると安心ですよ♫
◆アロマを焚いたりオイルや入浴剤を入れて、お気に入りの香りをプラス。リラックス効果が高まります
◆バスソルトなど発汗作用のある入浴剤なら、デトックス効果もアップ!
◆ツボ押し・ストレッチ・リンパマッサージも、暖かい浴槽で行うと効果倍増♪
1時間の半身浴は散歩とほぼ同じ消費カロリーになるそうですが、「お風呂で痩せる」というよりは「スッキリと痩せやすい体になる」のが目的。つかっている20~30分の間に本を読んだり、動画を見たり、考え事をしたりと、お気に入りの楽しみかたを見つけてくださいね。GWには、たまった疲れをリセットして鋭気を養いましょう。
汗かくわ〜