春雨でも濡れないほうがいい?免疫力を上げて風邪予防をしよう
春は体調不良になりやすいのでしっかり風邪対策をしましょう
特にコロナ禍の今はくしゃみひとつするだけでも、周りに気を使ってしまいますよね。熱っぽいとか喉が腫れているとなると、行動が制限されてしまいます。そうならないためには風邪を引かないようにしたいところ。そこで今回は春の風邪対策についてご紹介します。
体を冷やさないことを心掛ける
寒暖差が大きい季節なので体を冷やさないように心掛けましょう
そうならないためには、寒い日には厚着をし、暖かいと感じる日にはやや薄着にするといった風に、服装によって気温の影響を最小限に抑える調整をする必要があります。このとき特に気をつけたいのが、体を冷やさないようにすることです。
体温が下がると、免疫力が低下すると言われています。日中の気温が高くて薄着で出社したら、終業時には気温がグッと下がってしまい寒い思いをする。そうなると家に帰るまで体は無防備な状態になり、風邪を引きやすくなります。
春雨も同じで、いくら暖かく感じても雨に濡れると体温が奪われてしまい、免疫力が下がります。免疫力が下がったからといって、必ずしも風邪を引くわけではありませんが、それでもリスク回避のために、春は体を冷やさないように気をつけましょう。
【参考】
ニュースリリース2020|小林製薬
健康保健だより 2020年5月号 『免疫力は上げられます!』|茨城産業保健総合支援センター
部屋の湿度を高くしてしっかりと寝る
風邪対策として大事なのは睡眠時間を確保すること
朝起きたら、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。起きてすぐに5~10分程度の散歩をするのもおすすめです。そうやって体内時計をリセットすることで体調が整いやすくなります。休日だからといってダラダラしていたら、それが体調不良の原因になります。
健康的に睡眠時間を増やすには「早く寝る」ことです。金曜日や土曜日に夜ふかしする習慣がついているという人は、生活リズムを見直しましょう。
寝るときには部屋の湿度管理も行いたいもの。3~4月は乾燥しやすく眠りの質が下がりやすいので、湿度50%くらいになるように加湿しましょう。乾燥するとウイルスなどから体を守る鼻や喉の粘膜の働きが弱まり、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。
春の風邪対策として、しっかりと湿度管理した部屋で、十分な睡眠を意識しましょう。
【参考】
風邪の予防 ~やっぱり手洗いとうがいが重要~|利根中央病院
適度な運動を習慣化し免疫力を高める
ほどよい運動を継続して免疫力をアップしよう
ランニングなら30分、ウォーキングですと1時間を目安に体を動かしましょう。 健康を維持するため、無理のない範囲でのランニングやウォーキングが推奨されます。
努力は報われると言いますが、努力の方向性が間違っていると悪い結果を引き寄せます。風邪対策として運動をするのであれば、物足りないくらいで終わらせましょう。大事なのは継続することです。1日だけで終わるのではなく、できるだけ毎日行ってください。
朝起きてすぐ、帰宅してすぐといった感じで毎日のルーティーンにして、免疫力アップをめざしましょう。ただし雨の日は体が冷えてしまうので、家でストレッチやラジオ体操をするのもよいでしょう。もちろんジムに通うのでもかまいません。
・体を冷やさない
・十分な睡眠時間を確保する
・ほどよく運動をする
春はこの3点を意識して風邪予防をしましょう。それでも体調が崩れそうになったら、栄養価の高い食事を意識して、さらにしっかりと眠ること。ちょっとしたことで体調が崩れやすい季節ですので、体の声をしっかりと聞いて無理をしないように心掛けていきたいですね。