15日から日本海側で広く雪や吹雪 局地的ドカ雪で交通障害発生の恐れ
15日 冬型の気圧配置が強まる 寒気が流入
北海道と東北の日本海側は雪が降り、ふぶく所もありそうです。北陸は平地では日中は雨が降りますが、夜は次第に雪に変わるでしょう。山沿いでは雪が強まり、積雪が増えそうです。大雪による交通機関への影響やなだれ、屋根からの落雪に注意が必要です。大気の状態も不安定になるため、落雷や突風にもご注意ください。
近畿から九州は、朝のうちまで多くの所で雨が降るでしょう。日中は雨のやむ所が多いですが、夜は寒気が流れ込み、近畿北部から山陰で雨や雪が降りそうです。
16日~17日 北日本付近を中心に荒天
北海道や東北を中心に風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。北海道は日本海側だけでなく、太平洋側も広く雪が降るでしょう。東北の日本海側から山陰も雪が降り、山沿いを中心に積雪が増えそうです。72時間降雪量は山沿いで100センチ前後の所もあるでしょう。特に青森県や長野県北部では警報級の大雪となる可能性もあります。車の立ち往生など交通機関への影響に注意・警戒が必要です。
太平洋側も真冬の寒さに
16日(木)からは関東も厳しい寒さで、東京都心の最高気温は8℃と真冬の寒さでしょう。名古屋市や大阪市、福岡市も10℃に届かず、厳しい寒さとなりそうです。その後、18日(土)頃までは寒中らしい寒さが続くでしょう。万全な寒さ対策をなさってください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。