高知の 「文旦」 がおいしい季節 !! 「土佐文旦の日」 も制定され、イベントも続々。
土佐文旦といえば高知。2月13日は 「土佐文旦の日」。高知のシェアは全国の9割以上 !!
今年もおいしい文旦をありがとう。
文旦は、 「ざぼん」 「ぼんたん」などとも呼ばれ、 原産は東南アジアと言われ、日本には江戸時代初期に持ちこまれました。柑橘類のなかで、果実が一番大きくなる品種で、直径が20cmにもなることもあります。日本で現在栽培されている文旦は約15種類で、 そのうちの一つが「土佐文旦」です。
「土佐文旦」の原木は、 昭和4年に設置された高知県農事試験場園芸部(現:農業技術センター果樹試験場) の玄関に一本だけあります。 この原木から増えた苗木が昭和18年、 土佐市の農家に植えられ、それが「土佐文旦」となりました。
皮もおいしい、安全な国産 !! お菓子やアイス、ドレッシングにも活用。
皮もおいしい!!
また、文旦アイスや文旦ドレッシング、文旦ゼリーや文旦ラムネ、文旦のストレートジュースなど、バリエーションも豊富で、さまざまな食べ方に利用されています。
土佐文旦のイベントも続々。試食で、そのおいしさを知ってもらう。
《土佐文旦フェア》
・2月13日(土)~21日(日)
・銀座の「TOSA DINING おきゃく」(「高知県アンテナショップ まるごと高知」の2F)で、ランチタイムのデザートに土佐文旦を提供。
《第6回 土佐・ぶんたん祭 in 東京》
・2月20日(土)、 21日(日)
・高知県アンテナショップ まるごと高知1Fで、土佐文旦の試食販売。
《第7回 土佐・ぶんたん祭》
・3月6日(日) 午前10時~午後5時
高知市中央公園北口で、土佐文旦や関連商品を試食販売します。また、文旦釣り大会や輪投げチャレンジなどのゲームもあります。
柑橘類のおいしい季節です。柑橘類を水分の多い・多くないで分けると、ジュルジュルと水分が多いタイプはオレンジや伊予柑など。一方、八朔やデコポン、文旦は水分が多くないタイプです。水分が多くないタイプは、小袋からプリッと実が離れるので、ボリンボリンと食べられます。中でも文旦は実が大きく、色は透き通った美しい薄黄色で、オレンジ色の柑橘類とはちょっと違い、どことなく“上品”な感じがします。1年のうち、おいしい文旦が食べられるこの季節を、毎年楽しみとしている方も多いことでしょう。甘くて酸っぱくて、上品な苦み。おいしい文旦を堪能したい季節です。