2020年、照明も「新しい生活様式」へ。10月21日は「あかりの日」です

エジソンの発明から140年。あなたが思う「あかり」とは?

「あかり」は、まわりを照らす明るい「光」、電灯や灯火などの「光源」といった意味で使われることが多いようですが、「あかりの日」を記念して行われる「全国小学生ポスターコンテスト」では、子どもたちが感じ、考える多彩な「あかり」の表現に驚かされます。今年は東京スカイツリー5階フロアにて入選作品の展示があり、「あかりの日 ホームページ」でも公開されています。ぜひ、色彩豊かなあかりの世界をご覧ください。
あかりの日「第20回 全国小学生ポスターコンテスト2020」
日本の「竹」が使われていた!世界を変えた白熱電球

照明の技術は、より強く安定した明るさを求めて発展していきました。ろうそくの炎、石油ランプ、ガス灯、そして白熱電球による電灯へと光源が変化し、部分的に闇を照らすことから、徐々に広い範囲を明るさで満たすことに成功するのです。照明技術の進化は、作業効率の向上と労働時間の延長につながり、飛躍的な生産性の向上をもたらしました。明るさは豊かさの象徴となったのですね。
20世紀に入ると電気による照明が普及し、電力の大量消費時代を迎えます。そして21世紀の現在は、生活の豊かさや快適さと省エネルギーが両輪となった環境の実現が求められているのです。
照明の2020年問題。「あかり」も新しい生活様式へ

2013年10月に熊本市・水俣市で開催された国際会議で「水銀に関する水俣条約」が採択、2016年2月に締結されました。この条約は、水銀及び水銀化合物の排出を削減して、健康と環境を保護することを目的としています。この条約が「照明の2020年問題」に影響がある理由として、蛍光灯などに水銀が使われていることが挙げられます。
日本では環境問題への配慮と省エネを推進する立場から、LEDなどの次世代照明の導入を推進しています。それを受けて、大手照明メーカーは蛍光灯器具や水銀ランプの生産終了を発表しており、2020年を目処に照明の環境が変わることが予想されるのです。市場に出回る照明はLEDが基本となって、蛍光灯は手に入りにくくなり、やがて交換もできなくなるといわれています。あかりの世界にも、新しい生活様式への切り替えが求められているのですね。
「あかりの日」委員会では、LEDをはじめとしたより良い照明のあり方について情報を発信しています。自宅の照明についてあらためて考え、見直す良い機会にしたいですね。
参考サイト
一般社団法人 照明学会
大塚商会