ホットメニューが恋しくなってきたら…「豆乳」が活躍する季節の到来です!
もうすっかり、定番になった豆乳
今や牛乳と同じように身近な食材となった豆乳、スーパーにもたくさんの種類が並んでいますね。ソイラテ、豆乳鍋、グラタン、シチュー...など豆乳を使ったメニューもいろいろあります。筆者はホットソイラテ、豆乳鍋が大好きで、これからの季節はまさに豆乳シーズン!身近な食材なのに実は知らない事も多いような...という訳で、今回は豆乳について、ご紹介します。
そもそも、調整と無調整の違いって?
「無調整豆乳」は熱水などに浸した大豆を絞って出る乳状の液体に大豆以外の成分を何も添加していないもので、「大豆固形分が8%以上のもの」と定められています。「調整豆乳」は添加物などを加え飲みやすく味を整えてあるもので「大豆固形分が6%以上のもの」だそうです。
筆者はストレートで飲むより、コーヒーに入れたり料理の材料として利用する事が多いので、断然「無調整」派です。特に、豆乳鍋や豆乳グラタンは、加熱することでトロッと自然なとろみが出て美味しいですね。
ストレートで飲む場合や、大豆特有の匂いが苦手な方には、「調整」タイプがおすすめです。甘みが加えてあったりと、マイルドで飲みやすいので豆乳初心者にも飲みやすいものが多いです。
健康志向が年々高まっている昨今、豆乳はすっかり定番になりましたが、初めてのブームはいつだったのでしょう。諸説ありますが、紀文から豆乳が発売された1977年頃が第1次ブーム、と言われています。その頃はまだ飲みやすく味付けされた「調整」タイプがメインだったようです。健康志向やダイエットブームに火が付いたことで、豆乳人気が高まっていったのかもしれませんね。
知りたい、豆乳アレンジレシピ...etc.
みんな大好き!フレンチトースト。この美味しそうな焼き色を見るとしあわせになりますね
まだまだ食パンブームが続いていますね。美味しい食パンが簡単に手に入るようになったので、豆乳フレンチトーストはいかがですか。
卵、豆乳を合わせた卵液に厚切りにカットした食パンを漬け込みます。配合率はお好みで。我が家は中までしっかり漬け込みたいので、豆乳多めでたっぷりの卵液を作ります。ポイントは、一晩冷蔵庫で寝かせてじっくり中心まで卵液を浸透させること。卵液にいれる砂糖は少なめに。焼きあがってからメープルシロップや蜂蜜をかけ、好みの味で頂きます。糖分が少ないと焦げにくくなるので作りやすいです。
豆乳が苦手な方は豆乳と牛乳を半々にしても。焼く時は、王道のバターたっぷりがおすすめですが、さっぱり仕上げたい方はオリーブオイルで焼くのもおすすめです。
フレンチトーストはパンの種類を変えたり、一緒に添えるトッピング(果物、おかず系のソーセージなどなど)により砂糖の量を変えたり、アレンジ自在のメニュー。豆乳でのアレンジも加えてさらにバリエーションが増えますね。
●豆乳味噌グラタン
これから美味しくなる根菜類を中心にあつあつグラタンはいかがですか。
材料は冷蔵庫の中にあるものでササッと。レンコン、人参、かぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎなどお好みの野菜とソーセージ(鳥もも肉などでもOK)を油でサッと炒めてかぶる位の豆乳を加えて煮込みます(時間がない時は根菜類はカットした後レンジで加熱するか茹でておくなどしてから炒めてください)。
味付けは塩コショウと味噌で。少しとろみが出たらグラタン皿に移して溶けるチーズをかけてオーブンで焼き目をつけたら出来上がりです。豆乳ならではの優しいとろみがつき、ボリュームのあるおかずになるので筆者の冬の定番メニューです。ホワイトソースも美味しいですが豆乳はサッと加えるだけなので、忙しい時の時短メニューにぴったりです。発酵食品どうしの味噌とチーズは好相性。和食にも洋食にも合うのでおすすめです。