山陰地方は冬型の気圧配置の影響で29日も山沿いを中心に断続的に雪が降りました。
上空の寒気に伴う雪雲が、西から東に移動しながら各地にかかりました。雪は今後徐々に止む見込みで、雪の降る範囲はさらに山沿いに絞られてきそうです。
松江市では、時折雪が横殴りに降り、吹雪く時間帯もありました。
山沿いで積雪が増えていて、午後5時の時点では島根県の飯南で44センチ、奥出雲で17センチ、大山で126センチとなっています。
大雪のピークは過ぎましたが、積雪の多い所ではなだれや除雪中の事故などにお気を付けください。雪は一段落ですが、冬らしい寒さは続くでしょう。
一方で春に向けた情報も発表されました。
日本気象協会は29日、今シーズン1回目の桜の開花予想を発表しました。全国的には、福岡と高知で最も早く3月20日と予想されています。そこから関東や東海などに桜前線が北上しそうです。
そして山陰地方を見ると、鳥取が3月26日、松江が27日となっています。2月上旬は寒さが厳しいもののその後は平年並みか平年より暖かくなると予想されているため、開花の時期は平年並みとなりそうです。桜の開花が待ち遠しいですね。