
東南アジアのミャンマーで強い地震が発生し、隣国タイの首都バンコクではビルが崩壊して2人が死亡、40人以上が生き埋めになる被害が出ている。地震発生の瞬間を捉えた映像には、建設中の30階建てビルが倒壊する瞬間や、ショッピングモールにいた人々が一斉に外へと飛び出す様子が捉えられていた。
建設中の30階建てビルが崩れ落ちる…
タイ国内で撮影された映像。
タイの隣国ミャンマーで起きた地震により、建設中の30階建てビルがごう音とともに崩れ落ちたのです。この倒壊により1人が死亡したということだ。
地震発生時にタイの首都バンコクで撮影された映像では、照明が大きく横に揺れている様子が分かる。
ショッピングモールとみられる場所では、人々が悲鳴を上げながら一斉に外に飛び出していく。
同じくバンコクにあるビルでは、上層階から大量の水があふれ出している。
歩道は現地の人や観光客であふれる
アメリカの地質研究所によると、震源地はミャンマー中部でマグニチュードは7.7。
タイにあるFNNのバンコク支局では、小さな揺れを感じた職員が撮影を始める。
周囲の様子を確認したあと、仕事を再開しようとしたその直後…また揺れた。
歩道は現地の人や観光客であふれている。
別の映像では非常ベルが鳴り響いていて、天井の一部は崩れている。
タイ在住の日本人は地震発生時の様子を「最初は小さな横揺れがあって、珍しいなと思っていたら、結構大きくなってきて。タイの人たち地震に慣れていないのでちょっとパニックになっていましたけど、みんな非常階段で脱出して、自分は2年住んだんですけど初めてです」と話した。
タイでは現在も断続的に揺れが起きているということで、警戒が続いている。
また、震源地ミャンマーの被害の状況が分かっていない。
(「イット!」3月28日放送より)
追記:ミャンマーで起きた強い地震の影響で隣国タイの首都バンコクではビルが崩壊しこれまでに2人が死亡、40人以上が生き埋めになる被害が出ている。 体に感じる揺れは断続的に起きていて、引き続き警戒が必要だ。(28日午後6時51分更新)