北陸旅行におすすめの服装は?服選びのポイントを紹介
そこで今回は、北陸旅行におすすめの服装を季節別にまとめました。
春の北陸旅行に適した服装
最低気温は一桁台まで下がることが多いので、ジャケットやセーターなどのトップスに、厚手のコートが必要になる日も多いでしょう。
ただ、屋内では暖房が効いていますので、汗冷えしないよう、吸湿速乾タイプのインナーを着用することをおすすめします。冷えが気になる人はストールやタイツなどでプラスアルファの寒さ対策をしていくと安心です。
4月下旬になってくると、最高気温が20℃近くになる日も多くなり、日中は冷えに悩まされにくくなります。
ただ、最低気温は10℃に届かない日も多いので、早朝や夕方以降に出歩く場合は寒さ対策を万全にしておきましょう。降水量はさほど多くない時期ですが、梅雨に入ると雨が降りやすくなりますので、急に降られても良いように折りたたみ傘やレインウェアなどを準備していくと良いでしょう。
[注1]気象庁:過去の気象データ検索 金沢
夏の北陸旅行に適した服装
長時間屋外で過ごすときは、帽子や日傘、アームウェアなどで熱中症対策、紫外線対策することが大切です。
一方、エアコンの効いた屋内で過ごす場合は冷えを感じることもあるので、薄手のカーディガンやジャケットといったライトアウターを用意しておくと良いでしょう。
スカーフを首に巻くだけでも体感温度は上がるので、冷え性の人は一枚持っておくことをおすすめします。
なお、7月は梅雨が明けるまで雨が降りやすくなるほか、台風の影響で天気が崩れることもあります。北陸はほかのエリアに比べて台風の影響を受けにくいというイメージがありますが、過去には台風による大雨で被害を受けたこともありますので、油断は禁物です。
旅行の日程に合わせて天気予報をこまめにチェックし、台風の影響を受けそうなときはレインウェアなどの雨具や、耐風性の高いウインドブレーカーなどの着用を検討しましょう。
秋の北陸旅行に適した服装
最低気温の日平年値も9月中旬までは20℃台であり、残暑が厳しいうちは夏に引き続き、半袖メインで過ごしても良いでしょう。
ただし、夏と違って朝晩は気温が下がりやすいので、早朝や日が落ちた後はライトアウターで体温調節するのがポイントです。
10月からは気温が下がり始めるため、長袖Tシャツに上着を羽織るなどのレイヤードスタイルが基本になります。
とくに10月下旬~11月は日最低気温が10℃を切ることも増えてきますので、上着に加え、ストールなどの小物を使った寒さ対策を検討すると良いかもしれません。
なお、11月以降になると、雪の季節がやってきます。積もる心配がなくても、冷え込みはより一層厳しくなることが予想されますので、旅先によっては厚手のコートやジャケットを準備する必要があります。
冬の北陸旅行に適した服装
最低気温も5℃を下回る日が増えてくるため、厚手のコートやダウンジャケットに、マフラーや帽子、ブーツ、タイツなどの防寒アイテムをプラスして、しっかりめに寒さ対策しましょう。
屋外で長時間過ごす場合は、カイロなどのあったかアイテムを持参して暖を取ることをおすすめします。
逆に、屋内は暖房が効いていて暖かいので、屋外と同じ格好をしていると汗をかく場合があります。
体温調節しやすいよう、ニットのカーディガンやジャケットなど、脱ぎ着しやすい服をレイヤードスタイルでコーディネートしておくと良いでしょう。
また、インナーは吸湿速乾タイプのものを選ぶと、汗冷えや蒸れを防ぎやすくなります。
なお、北陸地方は太平洋側の地方に比べて、冬の降水量が多くなります。
雨はもちろん、山間部は日本でも有数の豪雪地帯として知られているため、防寒対策に加え、足元は滑り止めのついた丈の長いブーツなどを履くことを検討しましょう。
北陸旅行に行くのであれば季節に合わせたコーディネートを心がけよう
とくに冬の山間部は雪に見舞われることもありますので、しっかり防寒をして旅行に出かけることが大切です。
一方、梅雨明け後は一気に気温が上がり、9月まで残暑が続く場合が多いので、暑さ対策に加え、紫外線対策もばっちりしていくことをおすすめします。
北陸旅行の際は、天気予報専門メディア「tenki.jp」をチェックしてから服装を決めてはいかがでしょうか。