<2017年お天気総決算①>今年の天気を表す漢字PR
2013年の調査開始以来、初めて気象予報士、一般の方ともに同じ結果となりました。
2017年「今年の天気を表す漢字」に選ばれたのは・・・!?
その結果、今年1位に選ばれたのは・・・気象予報士、一般の方ともに「雨」となりました!
この選ばれた「今年の天気を表す漢字」を、今年も、日本に唯一という気象の神社「気象神社(氷川神社境内)」の宮司様にしたためていただきました。
■日本に唯一の「気象神社」とは?
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/kazukoyasuno/2017/06/01/72651.html
それでは、詳しい結果を見ていきましょう。
「今年の天気を表す漢字」気象予報士トップ3
1位 雨(30.0%)
「九州北部豪雨や台風18号など、雨による災害が目立った年だったから。」
「夏から秋にかけての天候不順(東京で8月に21日連続降水、10月に15日連続降水、九州北部豪雨など)。」
2位 異(6.0%)
「夏の天候不順でいつもより日照が少ない、台風5号が上陸してからしばらく台風が来ず、1ヶ月半後に18号が襲来など、「平年」や「昨年」に比べるとだいぶ異なる年だったから。」
3位 豪(5.0%)
「九州北部豪雨があったため。」
気象予報士への調査では、1位に「雨」、2位に「異」が選ばれました。一年を通して豪雨や台風、記録的な長雨など雨による影響が大きかったことから、「雨」が最も多くの票を集める結果となりました。
また夏の天候不順や台風5号が記録的長寿台風であったことなど、平年や昨年に比べ「異」なる天気であったことから「異」が2位にランクインしたようです。
3位の「豪」は7月に九州地方で発生した「平成29年7月九州北部豪雨」が主な理由として選ばれました。
「今年の天気を表す漢字」一般の方トップ3
1位 雨(19.6%)
「集中豪雨や台風の影響による水害が多かったから。」
「天候が不順で雨の日が多く農作物(水稲)の収穫に大きな影響が出たから。」
2位 荒(9.4%)
「寒暖の差が激しく大雨が多く荒れた天候だったため。」
3位 変(9.2%)
「平年並みではない豪雨や暴風、気温上昇など、全国的に想定以上の天候に見舞われていると思うから。」
一般の方への調査では、2014年から4年連続となる「雨」が1位に選ばれました。雨による災害が目立ったことや雨の日が多かったことが理由として挙げられています。
過去に選ばれた「今年の天気を表す漢字」は?
ご協力 :氷川神社(気象神社)
②日本気象協会が選ぶ2017年お天気10大ニュース・ランキング(1~5位)へ>>
気象予報士向け調査概要
【調査対象】 日本気象協会所属の気象予報士100名
【調査方法】 インターネット調査
【調査期間】 2017年11月14日(火)~11月22日(水)
一般の方向け調査概要
【調査対象】 全国の10代-50代 男女 合計500名
【調査方法】 インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
【調査期間】 2017年11月14日(火)~11月19日(日)