夏の祝日対決!山の日VS海の日~tenki.jpラボVol.9~PR
【認知度対決】 海の日が圧勝!
認知度は海の日に届かずとも、詳しく理解している方が多い結果に!
20代から60代の男女500名に山の日に関するアンケートを実施しました。山の日の認知度について調査を行ったところ、『山の日、海の日について聞いたことがあるか』という質問に対しては、山の日を聞いたことがあるといった回答は68.0%に対し、海の日は90.2%と1996年より施行されている海の日が勝利しました!
年代別にみると、山の日について聞いたことがある人は、20代は80.0%と全年代で最も高い認知度でした。一方、健康目的で登山を楽しむ高齢者が増えていますが、60代の山の日認知度は62.0%と最も低い結果となりました。
【期待度対決】 山の日があと一歩、海の日に届かず!
しかし若い世代では8月初の祝日 山の日への期待が高い傾向も!
山の日と海の日の期待度については、山の日は29.2%が期待している(「とても期待している」、「まあまあ期待している」)という回答に対し、海の日は35.6%が期待しているといった回答となりました。さらに期待度を5段階で評価(※1)し平均値を算出した結果、山の日の期待度は『2.8』、海の日の期待度は『3.0』となり、期待度対決はわずかに海の日に軍配があがりました。
※1 とても期待している→5、まあまあ期待している→4、どちらともいえない→3、あまり期待していない→2、全く期待していない→1 として計算
【充実度対決】 両者互角!
山の日と海の日についてどのように過ごしたいかを聞いたところ、「ゆっくり自宅で休みたい」という回答がいずれの年代も6割近くを占める回答となりました。また、「山の日には山へ行きたい」は全体の9.6%、「海の日には海へ行きたい」は全体の12.6%と、ともに10人に1人はそれぞれの日にちなんだ自然を満喫したいという希望が伺えます。その他の回答には、「まだ計画を立てていない」や「山の日、海の日の祝日はいずれも仕事があるため、楽しめない」という意見も多くありました。
【番外編】 山の日・海の日に期待する天気は?
山の日、海の日に期待する天気については、山の日、海の日ともに『晴れ』が最も多い回答となりました。理由の中には、「晴れた日は山の美しさがよくわかるから」、「晴れの日の海は穏やかだから」など、自然の恩恵に感謝する日のため、自然を存分に楽しみたいから『晴れ』がいいという回答が多くありました。
山の日に晴れを期待する理由としては、「晴れていた方が、山の景色を遠くまで見渡せるから」、「山の天気は急変するため天気がひどい時だけは避けたい」など、山登りで自然を楽しむときは天気を重要視しているといった意見も多くありました。
今回のアンケート調査では、山の日の認知度はまだまだ海の日に及ばなかったものの、若い世代ほど山の日への期待度が高いことが分かりました。山の日に山に行って、山に親しみ、山の恩恵に感謝できる一日になると良いですね。
なお、tenki.jpラボでは、過去14年分の夏山天気の観測データから、過去の8月11日の天気についてを独自に調査をしています。調査レポートはコチラ