シートマスクを活用して、春に多い肌トラブルを防ごう!
春は肌にとって過酷なシーズン! 今こそしっかりケアしましょう
お手軽かつ安価に肌の手入れができるシートマスクを活用した乾燥肌のケアはとても大切ですが、使い方を間違えると逆効果になる場合もあるので、気になる方はチェックしてくださいね。
どのシートマスクを購入したらよいか、悩んだ場合は……
乾燥肌を放置していると、どんどん水分が逃げていってしまいます
そうしたケアを心がけている人でも、コンビニやドラッグストアなどでシートマスクを購入する際、あまりに種類が多くて、どれがよいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
肌の悩みによってシートマスクを上手に使い分けしたい方は、以下の項目を参照にしてマスクを購入しましょう。
◯乾燥を改善し、潤いをもたせたい
望ましい成分/セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン
◯美白を目指したい
望ましい成分/プラセンタエキス、アルブチン、ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、EGF(新しい細胞産生を促すペプチドのひとつ)
◯肌のハリをよくしたい
望ましい成分/コラーゲン、プラセンタエキス、EGF、レチノール
上記の成分は、シートマスクの裏面や表面に書いているので、すぐにわかるはずです。中には他種類の成分を含んだものもありますので、購入時の参考にしてください。
シートマスクの誤った使い方【その1】
シートマスクで、皮膚表面からの水分蒸発を軽減できます
誤った使い方【その1】/
「シートマスクを長時間つけてしまう」
これは特に多いケースなのですが、15分以上経っても湿っているから、「まだまだいける!」と思っても、シートが乾燥するまで貼ったままにしていると、肌内部の水分がシートに吸い取られて、逆に水分が蒸発しかねません。つまり、時間を守らなかったばかりに肌が余計に乾燥してしまうことに。これでは逆効果ですね。
使用説明書には、顔につける時間の目安が明記されていますので、その時間を守るようにしましょう。
シートマスクの誤った使い方【その2】
乾燥しやすい目元、鼻下、口元もしっかりケアを!
肌の表面が乾燥しているところに直接パックをのせないようにしましょう。
あらかじめ化粧水を肌に塗布して、水分が入りやすい環境を作ったうえでシートパックをのせることで、パックに含まれる美容成分が導入されやすくなります。
あわせて、マスクから出ている目元、鼻下、口元にはしっかりアイクリームなどで保湿してあげましょう。こうした部分は特に小ジワのできやすいところなので、忘れずにケアしたいものですね。
この時季ならではの、シートマスクケア法
そうした人は、入浴時にシートマスクの袋を浴槽の湯に入れて、温まったものをのせるのもひとつの手です。温かくて気持ちがよいうえ、成分が肌に浸透しやすくなります。
※ビタミンCの成分が含まれるシートマスクは、温めるとビタミンが壊れやすくなるのでNGです。
また、入浴以外のシーンで肌ケアをする場合は、マスクも乾燥しやすい状況になっているので、夏のときより早めにシートを外し、すぐにクリームや美容オイルで肌の表面を覆ってあげるとよいでしょう。
── 乾燥肌が慢性化すると、肌トラブルの原因になるため、季節の変わり目のこの時期こそ、しっかりケアしたいもの。何よりシートマスクは自宅できる「簡単なスペシャルケア」なので、ぜひ取り入れてはいかがでしょうか。