雨の日もランニングしよう!シャワーランの魅力と快適に走るためのコツ
雨だからランニングをお休みにするのではなくシャワーランを楽しもう
でも、発想を変えれば梅雨時期にもしっかりと走り込むことができ、むしろ雨の日だからこそのメリットもあります。そこで今回は雨の日にランニングするときのポイントや、シャワーランの魅力について解説していきます。
シャワーランをおすすめする理由
雨に打たれながら走るのは気持ちいい
でもシャワーランには天候が良い日にはない、下記のような魅力があります。
・体温上昇を抑えられる
・ランニングの習慣が途切れない
・気温がそれなりに高いと気持ちいい
シャワーランをすると、走りながら雨で体を冷やすことができるので、体温上昇を抑えることができ、いつもよりも負荷の高いトレーニングができるようになります。しかも休まず毎日走るという習慣が途切れることもなく、しっかりと月間走行距離が伸びていきます。
このような走力アップに繋がるメリットだけでなく、シンプルに雨に濡れて走るのは楽しくて、気持ちがいいというメリットもあります。ただしシャワーランを楽しいと思えるかどうかは個人差があるため、人によっては不快感のほうが大きくなる可能性もあります。
防水性が高いランニングシューズを購入しよう
足を濡らさないことが大切
でも雨の中を走ると、どうしたって濡れてしまいますよね。そこでおすすめなのが防水性の高いランニングシューズです。代表的なものとしてはGORE-TEXを搭載したシューズがありますが、他にも防水性のあるランニングシューズが増えており、リーズナブルな価格で手に入ります。
また、最近はランニングで使える防水ソックスというものもあり、雨の日でも足を濡らさず走れます。防水性が高いランニングシューズも防水ソックスも、雨水の侵入を100%防げるわけではありませんが、それでも普通のシューズやソックスと比べれば快適です。
シューズやソックスが水を吸って重たくなると、ランニングフォームが小さくなってしまい、ランニングを楽しめなくなります。そうならないためにも、少なくとも足だけは濡らさないように心掛けてください。
人が少ないコースなら傘をさして走るのもOK
不快感を取り除くために傘をさして走ろう
そこでおすすめなのが、傘をさしてのランニングです。傘をさして走れば顔が濡れることもなく、気持ちよく走り続けられます。傘をさしたら腕振りができなくなるじゃないかと思うかもしれませんが、ジョギングペースであれば腕振りなしで問題なく走れます。
最初は違和感があるかもしれませんが、繰り返し何度もやっていれば、腕を振らなくても走れるようになります。ただし、傘はできるだけ軽いものを選ぶようにしてください。理想は200g以下の折り畳み傘です。かなりコンパクトなサイズになりますが、顔を濡らさないことが目的なので、それで十分です。
ただし気をつけてもらいたいのが、傘をさしてのランニングは人が少ないコースでのみ行うようにするということです。人が多い場所で傘をさして走るのは危険です。人の少ない公園のランニングコースや河川敷など安全な場所を選んで走りましょう。
ランニング後はしっかりと温まろう
シャワーランで風邪を引かないように気をつけましょう
そうならないためにも、シャワーランのあとはすぐに温かいシャワーかお風呂で体を温めるようにしてください。すぐに体を温められない場合には、少なくともタオルなどで水分を取り除いて体温の低下を防ぎましょう。玄関にタオルを置いておくと、部屋を濡らさずに済みます。
もちろんランニングシューズやウェアもすぐに洗いましょう。雨の中を走ると、想像以上にシューズやウェアが汚れてしまいます。洗わずに放置しておくと、汚れが取れにくくなってしまいますので、すぐに洗濯機を回せないときには、浴室で軽く手洗いしておくのがおすすめです。
シャワーラン後の湯船の気持ちよさは格別。これまで雨の中を走ったことがないという人は、ぜひシャワーランに挑戦してみてください。ただし、豪雨の中でのランニングは危険ですので、必ず雨雲レーダーなどで雨雲予報をチェックしてから走りに出かけましょう。