体臭はニオイの発生源を意識してケアしよう!
ニオイの原因と対策をしっかり押さえれば、もう体臭なんて怖くない!
ニオイと食事は関係あり!?
偏った食事は体臭の原因となるので注意!
皮脂腺は食事の影響を受けやすく、油っこい食事を摂ると皮膚が多く分泌され、体臭も強くなります。〈ワキ〉のニオイが気になる方は、動物性脂肪を多量に摂取するとワキガの原因となるアポクリン腺が活発になりますので、注意が必要です。
〈摂り過ぎに注意した食べ物〉
・肉などの高脂肪の酸性植物
・油っこい食べ物
・味が濃い食べ物
・ニラやニンニクなど、香りの強い食べ物
・お酒やコーヒーなど刺激物
・添加物の多い食べ物
最も気になる“口臭”と“足のニオイ”。その予防と対策は?
お出かけ前に木酢液を入れたお湯に足を浸けるとニオイ予防に!
〈口〉
一般的には唾液の分泌が少なくなると雑菌が繁殖して口臭が強くなると言われています。また、喫煙などの生活習慣も大きく関わってきます。
雑菌の繁殖を抑えるには、規則正しい食生活で唾液の分泌をよくすることが大切です。緑茶に含まれるカテキンは抗菌力が強いため、食後に緑茶を飲む、緑茶うがいなどがオススメです。
〈足〉
汗腺が多く、細菌が繁殖しやすい足は、ニオイが発生しやすい部分です。通気性のよい靴や靴下、汗を吸収するインナーソールなどを使用して、ムレない工夫をしましょう。
靴は1日履いたら、2〜3日は風通しのよい場所で陰干しすることが理想的!です。入浴時は、指の間までしっかり洗って、しっかり乾かしましょう。木酢液のフットバスもオススメです。
◎木酢液のフットバス ※お出かけ前にするとニオイの予防になります。
1 タライに40〜42度のお湯をはる。
2 木酢液(2〜3cc)を加える。
3 足を10〜15分浸ける。
年を重ねると加わる新たな悩み“加齢臭”
加齢臭の原因は、老化による酸化。抗酸化作用のある食材を摂取しよう
●加齢臭の原因は「ノネナール」
40代になると加齢臭の原因物質である「ノネナール」が増えます。とくに女性は閉経後に増加します。
また、更年期にかく汗は濃度が濃く、雑菌が繁殖しやすいのが特徴です。アンモニアなど硫黄成分も多く含むため、ニオイを発しやすくなります。
〈対策〉
加齢臭を防ぐには、若さを保つこと!つまり、体内での過酸化脂質の増加を抑えることがポイントです。一体どうすれば体内の老化の進行を妨げることができるのかと言えば……
・ストレスを作らないこと。
・抗酸化作用のある食品を摂取する。
→ 赤ワインのポリフェノール、緑茶のカテキン、大豆のイソフラボン、ゴマのセミノール、ビタミンCやE、カロテンなど
・日頃から軽い運動や半身浴などで、汗をかくようにする。
→ 汗をかくと新陳代謝が上がり、ホルモンの分泌を促して、抗酸化力も高まる。
参考文献:匂いのエイジングケア(実業之日本社)デオドラント革命(ハート出版)