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    「かっこ面白い古語と俳句の世界」──〈其の十一〉

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    「かっこ面白い古語と俳句の世界」──〈其の十一〉
    今日で10月も終わり、来月11月8日からは二十四節気の「立冬」に入ります。「立冬」にある「立」の一文字には、新しい季節になるという意味がありますが、その言葉通りいよいよ冬の始まりですね。

    今回の俳句の心得は「球を置きにいかない」です。これはご存じの通り、ピッチャーが苦し紛れに投げた甘い球が簡単に打たれてしまうことを意味しています。俳句においても、まず定型から覚えていきますが、いつまでも定型通りの発想では進歩がない。時には変化球や剛速球を投げて、発想を広げる努力をしなさい、と示唆しているのです。

    俳句をたしなまなくても、知っているとちょっと得意、おまけにボキャブラリーも増える、そんな古語の世界を少しだけご紹介しましょう。

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    ライター業のかたわら趣味の俳句を続けています。今では本業俳句、時々ライターライフを楽しんでいます。

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