秋冬に重宝する「コーデュロイ」とは?素材の特徴を徹底解説
秋冬におすすめ!コーデュロイ素材の特徴
なお、コーデュロイの特徴である畝は、幅が広いものから狭いものまでさまざまあり、1インチ幅に何本の畝があるかを基準に「WALE(ウェル)」という単位で表されます。一般的に、8ウェル程度は太畝、15ウェル程度は細畝に分類され、見た目の雰囲気もがらりと変わります。
秋冬ファッションにコーデュロイが人気の理由
■1. 秋冬シーズンを暖かく過ごせる
コーデュロイの畝が作る凹凸には、生地と肌の間に空気の層を作るはたらきがあります。暖かい空気を外に逃がさず、長時間キープしてくれるので、秋冬の冷え対策に役立ちます。また、生地の表面に立っている毛羽は見た目が柔らかく、暖かそうな雰囲気を与えるため、秋冬のイメージにぴったり合うところも人気の秘密です。
■2. コーディネートの幅が広い
コーデュロイは、畝の幅によって見た目の印象が大きく変化します。太畝のコーデュロイは見た目の存在感が強く、ボリュームを出したいときに向いています。一方、細畝のコーデュロイは質感がきめ細かく、さらりと着こなせるところが特徴です。それぞれ相反する特徴を持っているので、その日のファッションに合わせて使い分けできるのもコーデュロイならではの魅力です。
コーデュロイ素材をコーディネートに取り入れるコツ
■1. 存在感を出したいなら太畝のコーデュロイパンツ
着心地はもちろん、見た目の暖かさも重視したいのなら、太畝のコーデュロイパンツを取り入れるのがおすすめです。茶やオレンジ、くすみのある赤色などをチョイスすると、温かみと落ち着きのあるコーディネートに仕上がります。逆にトップスは、無地のシンプルなものを合わせると、全体のバランスが良くなります。
■2. きれいめに仕上げたいときは細畝のコーデュロイスカート
カジュアル過ぎず、きれいめなコーディネートを目指したいときは、細畝のコーデュロイスカートを取り入れてみましょう。畝の存在感が薄く、ベロアのような上質なイメージを与えるので、エレガントな雰囲気に仕上がります。ざっくりしたニットなど、カジュアルテイストなトップスと合わせてもきれいなシルエットを作れます。
■3. コーデュロイジャケットは着崩しアイテムにぴったり
コーデュロイジャケットはややカジュアルな印象が強く、そのまま着るのは抵抗がある…という場合は、ガーリーなトップスやワンピースの着崩しアイテムとして活用しましょう。花柄やドットのワンピースは、年齢を重ねると一枚で着用しにくくなってしまいますが、カジュアルなコーデュロイジャケットを羽織れば、甘めのコーディネートをきゅっと引き締める役割を果たしてくれます。
コーデュロイ素材を取り入れるときの注意点
参考:ITOKIN『コーデュロイ』
肌寒さを感じ始めたらコーデュロイコーデを楽しもう
コーデュロイを着て良いかどうか迷ったら、日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」で公開されている服装指数をチェックしてみましょう。その日の予想気温や気温に合わせ、エリアごとにどんな服装が適しているのか提案されているので、服装選びの参考になります。とくに秋は天気や気温が変わりやすいので、お出かけ前に服装指数をチェックし、暖かいコーデュロイを上手に取り入れてみましょう。