北関東のおすすめ紅葉スポット8選
10月の気温は平年よりも高く、11月の気温は平年並の見込みです。このため、各地の紅葉の見ごろは、平年並の所が多くなりそうです。標高の高い所は平地より朝晩の気温がより低くなりますので、色付きが一段と進みそうです。
今回は、北関東のおすすめ紅葉スポットを見て行きましょう。
赤城山では、カラマツやカエデ、ミズナラ、ナナカマドの紅葉を楽しむことができます。山々の中央はカルデラ湖になっていて中央にあるのが、覚満淵(カンマンブチ)と呼ばれる湿原や大沼で、その周辺は特に綺麗です。また、赤城神社は、良縁や安産の神様として有名です。今日の紅葉の状態は「色あせ始め」です。紅葉を楽しむならば早めがお勧めです。
②榛名山(群馬県高崎市)
榛名山は、日本二百名山に選ばれ、そのシンメトリーな姿から「榛名富士」とも呼ばれています。榛名湖に紅葉した榛名山が移り込んだ姿は絶景です山岳信仰の聖地だったこの山は巨人のダイダラボッチ伝承が残っていたり、古くから愛されてきた山でした。近くに来たら伊香保温泉に寄ってみるのもお勧めですよ。今日の榛名湖畔の紅葉の状態は、今まさに「見頃」。
③妙義山(甘楽郡・富岡市・安中市)
妙義山は、金鶏山、金洞山、白雲山からなるごつごつとした岩からできた山で、山肌と呼ぶよりは、むしろ巨石、巨岩に近いかもしれません。紅葉と奇岩や怪岩が一緒に見られる変わった景観は「日本三奇勝」にも選ばれています。今日の紅葉の状態は「色づき始め」、11月中旬くらいまでは紅葉を楽しめそうです。
中禅寺湖に注ぐ湯川にあるこの滝は、男体山噴火による溶岩の上を200m近くに渡って流れ落ちて、滝壺近くにある大きな岩によって流れが二分され、その姿が龍の頭にように見えるため、「竜頭の滝」と名前が付きました。滝の前に鑑瀑台があって、間近に壮大な滝と紅葉のコラボレーションを感じる事ができます。ただ・・・今日(10月31日)の紅葉状況を見ると・・・「落葉」になっていました。
⑤中禅寺湖(栃木県日光市)
奥日光の入り口にある中禅寺湖は、日光国立公園を代表する美しい湖です。紅葉した葉っぱが、湖の湖面に映り込む姿は圧巻です。遊覧船に乗ったり、ゆっくりと散策を楽しんでみるのもお勧めです。
⑥日光いろは坂(栃木県日光市)
日光には様々な名所がありますが、紅葉の時期に特におすすめなのが、「日本の道100選」にも選ばれているこの坂。下りと上りでは10キロ程度の高低差があり、麓と頂上の紅葉の色合いの違いを楽しめるのも素敵ですね。
日本三名瀑の一つに認定されている袋田の滝は、高さ120m、幅73mもの大きさを誇ります。滝の流れが4段にも別れて流れ落ちる事から、「4度の滝」とも呼ばれています。滝の周りにはカエデやモミジが沢山生えていて、滝の美しさは、平安時代の歌僧である西行法師が歌に詠んだほど。紅葉の時期には、「奥久慈大子まつり」が開催されます(今年は11月13日予定)。
⑧筑波山(つくば市)
筑波山は標高877mの山頂付近から色付きが始まります。一番の名所は筑波山神社付近ですが、ケーブルカーから見る事ができる樹齢350年のオオモミジなど、見どころが沢山あります。11月に行われる「筑波山もみじまつり」などの沢山のイベントも紅葉を華やかにしてくれそうですね。