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    沈丁花の香りが馥郁と立ち込める三月。「弥生」ってどういう意味?

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    沈丁花の香りが馥郁と立ち込める三月。「弥生」ってどういう意味?

    春三月。草木の芽吹きはそこにもここにも

    閏年で一日多かった二月もあっという間に過ぎ去り、今日から早くも三月となりました。暖冬のせいでとっくに冬が終わった気がしなくもありませんが、やはり三月に入ると、日脚もいよいよ長くなり、咲く花の種類が増え、ウグイスの高鳴き練習も漏れ聞こえ、春の訪れを強く実感できるようになりますね。
    ちなみに三月はおなじみ「和風月名」では弥生(やよい)。旧暦(太陽太陰暦)の三月は、今の暦では三月末ごろから五月初旬ごろにあたり、たとえば今年2020年は3月24日から4月22日が旧暦三月にあたります。一年のうちでもっとも良い気候と言ってもよい時期の名称「やよい」。言葉の意味・語源を探っていきましょう。

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    職業は漫画家。代表作は「エンブリヲ」ほか。動植物など観察、写真を撮るのが趣味。猫をこよなく愛する。

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