世界のジメ暑ランキング発表!ジメ暑な夏を元気に過ごすには?PR
今年の夏はジメ暑い?この先の天気傾向
実はこれらの暑さは、気温が同じでも体の感じ方が異なります。これからの季節の『暑さ』を考えるときは、気温だけでなく湿度にも注意が必要です。
人間は、気温が高くなると、汗をかいて体を冷やそうとします。かいた汗が蒸発するときに、体の表面から熱が奪われて、体温の上昇を抑えられるのです。しかし湿度が高いと、既に空気中には水分がたくさんあるため、体の表面から汗が蒸発しにくくなります。これにより、体温調節が効率よくできずに、体に熱がこもってしまうのです。
つい鬱陶しいと思ってしまう汗も、体温調節にはなくてはならない大事な役割を担っているのですね。
tenki.jpでは、夏にみんなを悩ます「過ごしづらい不快な蒸し暑さ」を『ジメ暑』と定義し、気温や湿度を考慮した『ジメ暑指数』を配信しています。
世界10都市のジメ暑ランキングを発表!日本は何位?
世界の主要都市の中で、tenki.jp世界天気でも人気の8都市と、日本を代表して東京と大阪がエントリーし、全10都市の夏の暑さを比較しました!
バンコク(タイ)とジャカルタ(インドネシア)という結果になりました!
ケッペンの気候区分ではどちらも「熱帯」に属し、一年を通して日中の気温が30℃を超える高温多湿な地域です。
続いて第3位のカイロ(エジプト)は、「乾燥帯」に属します。上位2都市よりも湿度は低いものの、最高気温が35℃を超える日が多く、連日の体に堪える暑さ故に、上位にランクインしました。
バンコク、ジャカルタ、カイロ・・・・と誰もが「暑そう・・」と感じる都市の次にランクインしたのが、4位「大阪」と5位「東京」の日本の都市です。気候区分が同じ温帯であるニューヨークやロサンゼルス、そして熱帯のホノルルに比べても、日本は群を抜いてジメ暑であり、日本のジメ暑は世界と比べても際立つレベルであることがわかります。
実はバンコクやジャカルタよりもジメ暑い日が・・・日本にはある!
しかしここで注目したいのが、ジメ暑指数の最大値です。なんと東京や大阪では、バンコクやジャカルタよりもジメ暑い日があるのです!!(グラフでは7/7の東京や8/19の大阪で、ジメ暑最大値92.1を記録)タイやインドネシアの都市に比べてジメ暑日が少ないものの、ジメ暑指数No.1の日本。
・・・実はこの『ジメ暑』な日本の気候が「熱中症」に関係しているのです。
熱中症とジメ暑の関係は?ジメ暑JAPANをこうやって乗り切ろう!
日本は、ジメ暑日が続くわけではないものの、特にジメ暑な日はタイやインドネシアよりジメ暑!です。このような気候では暑さに慣れるのに時間がかかるため、急に最大級のジメ暑日になると、体が暑さに対応できずに熱中症になる危険が高まります。
日本よりジメ暑日の多い国、ジメ暑ランキング1位のタイはどんな暑さ対策をしているのでしょうか。再び世界に目を向けてみましょう!
タイ・チェンマイの家庭では、果実と塩と氷を使った冷たいデザートで、上手においしく塩を取り入れているそうです。季節のフルーツに塩をまぶして甘さを引き立て、シロップとクラッシュドアイスをのせて作る『ローイゲーオ』は、タイで長く受け継がれているまさに暑い国の知恵!口当たりは「さっぱり」で、何杯でもおかわりできる飽きのこない味は、夏バテした体も喜ぶデザートです。この『タイの知恵』をヒントに、日本でもおいしく塩分・水分補給のできる飲料が開発されています。
私のオススメ:『タイの知恵』から生まれたソルティライチ
そのまま飲めるペットボトルタイプ、凍らせて飲むパウチタイプ、アレンジ自在の濃縮タイプがあります。
熱中症は誰でもなる可能性がある病気で、死に至る可能性もあります。塩分・水分を「おいしく」補給して、ジメ暑な日本の夏を元気に過ごしましょう!