ちょっといい調味料を使って、いつもの食卓をアップグレード!<みそ編>
発酵食品で内側から美しく!
みそは消化のあまり良くない大豆を上手に利用する知恵でもありました。煮豆では消化吸収率が60%程度ですが、みそになると80%にもなります。またミネラルや不飽和脂肪酸も豊富なので良質な血液を作ったり、酸化を防ぐ役割も期待できます。また有効菌や繊維質が腸内環境を整える働きもあります。
「おいしいみそはダシいらず」
おいしいみそで簡単に楽しもう♪
風味を楽しむ<かみなり汁>
材料 木綿豆腐1/4丁 さやいんげん1、2本 ごま油少々 だし汁1と1/2カップ 白みそ大さじ1
1 木綿豆腐をザルで水切りする。さやいんげんはさっと塩ゆでして細く斜めに切る。
2 鍋にごま油を熱し、豆腐を崩しながら入れてさっと炒める。
3 ダシを加えて煮立ったら中火に。みそを溶き入れ、一煮立ちしたら火からおろし、さやいんげんを散らします。
魚の旨味で箸が止まらない!<アジみそ>
材料 アジの干物1枚 麦みそ大さじ3 砂糖小さじ1
1 アジの干物をグリルで焼き、身を細かくほぐす。
2 麦みそと砂糖を混ぜ合わせ、ほぐしたアジの身を加えてさらによく混ぜる。
※冷蔵庫で1週間ほど保存できます
いろいろなものに乗せてみてほしい<大葉と生姜のみそ>
材料 大葉10枚 新生姜1かけ みそ大さじ4 砂糖大さじ1 酒大さじ1 みりん大さじ2
1 大葉と生姜はみじん切りにする。
2 大葉以外の材料を鍋に入れ、一煮立ちしたら火を止める。大葉を加えて混ぜ合わせる。
※冷蔵庫で3、4週間ほど保存できます
これからの時期にぴったり<冷や汁>
材料 きゅうり1本 みょうが2ケ 絹豆腐100g アジみそ(上のレシピの全量) だし汁3カップ 塩少々 白ごま適量 ご飯・氷適量
1 きゅうりは薄く輪切りにして、軽く塩を振ってしんなりさせた後に水気をぎゅっとしぼる。みょうがは輪切りにする。
2 アジみそにだし汁を少しずつ加えて、都度、よく混ぜる。1と手でちぎった豆腐、氷を加えてご飯にかけて食べる。お好みでゴマを散らしてどうぞ。
増刊うかたま/社団法人 農山漁村文化協会
粗食が美味しい/オレンジページ
粗食のすすめ/幕内秀夫