寒くなってきました、ほっこり、映画を観て暖まりませんか
「リトル・ミス・サンシャイン」で大活躍した、黄色のミニバス
「リトル・ミス・サンシャイン」
主人公はアメリカの南西部・ニューメキシコ州アルバカーキに住む、美少女コンテスト(リトル・ミス・サンシャイン)で優勝することを夢見る女の子・オリーブちゃんです。日々、大好きなお祖父ちゃんとコンテストに向けダンスを特訓しています。彼女の家族は、自分の本をなんとか出版しようと悪戦苦闘中(空回りばかり)のちょっとイタいお父さん、ニーチェを敬愛し沈黙の誓いを貫くお兄ちゃん、問題行動で老人ホームを追い出されてしまったお祖父ちゃん、そしてそこへ心に傷を負い自殺未遂を図り身元を引き受けることになった叔父さんが転がり込み、一波乱起きそうな雰囲気で物語がスタートします。このフーヴァー家をなんとかまとめるのが唯一しっかり者のお母さん。そんな中、オリーブちゃんに美少女コンテスト予選通過の知らせが…。飛行機で行く資金は無く、療養中の叔父さんを置いていく事も出来ず、一家全員で、オンボロのミニバスで、遠路、コンテスト会場のあるカリフォルニアを目指します。道中様々なトラブルが一家に起こりますが、家族全員で乗り越えいよいよコンテスト会場へ到着しますす。
最初はバラバラだったフーヴァー家の人々、不器用だけど一生懸命トラブルを解決しながら少しずつまとまっていく姿が時にコミカルに、時にホロリと描かれ心がほっこり温まるロードムービーです。旅がスタートしてすぐ、ミニバスに不調が起こり、エンジンをかけるたび一家全員で手で押さないとならなくなってしまいます。その姿がまさに一家の団結を象徴しています。何より主人公のオリーブちゃんが可愛らしく、その姿に観客は心を打たれ、ついつい一家を応援してしまいます。
果たして、オリーブちゃんは優勝できるのでしょうか。ちょっぴりほろ苦い結末ですが本当に、ほっこり心が温まる、筆者も大好きな映画です。日本でもスマッシュヒットし、お祖父ちゃん役のアラン・アーキンがアカデミー助演男優賞も受賞したので、もう観た方も多いと思いますが、疲れが出やすいこの季節、是非オススメの映画です。
「ショーシャンクの空に」
主人公、アンディは、どうやって刑務所から脱獄を試みるのでしょうか
筆者は、もう何度も繰り返し観ていますが、いつ観ても心が温まる一本です。やはりどんな困難にも立ち向かい希望を捨てない主人公アンディの姿が普遍的だからではないでしょうか。こちらも、身体も心も疲れやすいこの季節にオススメの一本です!