5月18日は「国際博物館の日」。今週末は博物館に足を運んでみませんか?
様々な時代を経て現代へと伝えられた展示物を見ると、ワクワクしますよね。
今回は博物館の歴史をご紹介します。
『驚異の部屋』?博物館の起源って?
大航海時代に集められた珍品の中には異国の品も多くあったようです。当時の人々にとっては、まさしく『驚異の部屋』だったのでしょうね。
意外と最近?日本の『博物館』のはじまり
ウィーン万国博覧会では、職人が作り出す工芸品で世界に日本をアピール
全国各地から集められた品々の中には、その土地でしか見られないようなものがたくさんあったのではないでしょうか。珍しい品物に驚きの声をあげる人々の姿が思い浮かびます。
その産物会の際、西欧へと留学していた遣欧使節団の見聞から、西欧の『museum』が『博物館』と訳されたとされています。
その後、1873年のウィーン万国博覧会の出品準備として、1872年に『湯島聖堂博覧会』が開催されました。この博覧会は常設展示ではなかったのですが、博覧会終了後も毎月1と6のつく日に開催されるようになりました。そして、決まった期間に開催される博覧会から、常設展示という形態へとなったのです。
東京国立博物館の歴史と、現在開催中の特別展『茶の湯』
東京国立博物館
現在東京国立博物館では、特別展『茶の湯』が開催されています。中国の宋から日本に伝えられた喫茶法が日本固有の文化に昇華されるまでに生み出された名品を鑑賞しに、今週末は東京国立博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
新しい発見や驚きがあるかもしれませんよ。
<参考サイト>
日本博物館協会
東京国立博物館
外務省
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