車でゲレンデに行くときの準備、どうしてますか?防災グッズがそのまま役に立つんです!
雪道での立ち往生
一度雪道での立ち往生が発生すると、数時間は動けなくなることが多く、車の中で長時間待機するときに一番怖いのが、一酸化炭素中毒です。マフラーの排気口が雪でふさがると、車内に排気ガスが流れ込んで一酸化中毒になるおそれがあります。このため、原則エンジンは切るようにしてください。やむを得ずエンジンをかける場合は、こまめに除雪を行うようにしてください。
車の中に準備しておくもの
大雪の時は数時間で車が埋まることも
その他、車内の寒さや、食料や飲料水、トイレの問題などもあります。寒さ対策には、防寒着、毛布、カイロなど暖を取れるものがあると寒さをしのぐことができます。車には、ある程度の食料や飲料水も入れておきましょう。大雪で立ち往生している時には、車の外に出ることが難しい場合や、近くにトイレがないこともありますので、携帯トイレや簡易トイレも備えておきましょう。その他に、ライトやモバイルバッテリー、寝袋なども用意しておくと安心です。
実は、これらのグッズは、家庭での冬の備蓄品と同じものになります。つまり、家庭での冬の備蓄品が、そのまま冬の車の備えにも使えるんです。ですので、家庭での備えとともに、車の中の備えもセットで準備をするようにしましょう。家庭での備蓄品には夏用と冬用があり、夏は暑さ対策グッズ、冬には防寒グッズの備えが必要です。家庭の備蓄品を冬用に入れ替える際に、車の中にも家庭での冬の備蓄品を用意しておくと、一度で自宅も車も万全に備えることができるでしょう。
車の中でもローリングストック
車の中の備えもローリングストックが便利
そのほか、ゲレンデへの道中には、場所によってはコンビニなど食料を買えるお店が少なく、軽食や飲料水が買えなくてちょっとした危機状態に陥ることもあります。そんな時にも、車の中の備蓄品が役に立っています。
冬の車の中の備えにも、普段は便利にいざという時に役に立つ「ローリングストック」を取り入れて、冬レジャーを楽しく安全に過ごしましょう。