
能登半島地震の被災地復興などを願い書を書き上げる催しが3日、小浜市内の寺で行われました。2人の書道家が復興への願いを込めて力強く書き上げました。
この催しは、日本の平和思想「和の精神」を国内外に発信する活動などに取り組む
名古屋市の「和プロジェクトTAISHI」が企画し、4月13日までに全国46会場で行わます。
このうち小浜市にある国宝・明通寺では、北陸の2人の書道家が被災地復興や世界平和を願って書を書き上げました。
まず、筆を取ったのは石川県の書道家・阿部豊寿さんです。黒いボードに金色で「明」の文字を力強く書き上げ、続いて、縦2.5メートル、横5メートルの巨大な紙に「平穏」と書き上げました。
小浜市在住の書道家・若凛さんは、協調することの大切さなどを意味する聖徳太子が制定した十七条憲法の一部「和を以て貴しと為す」を漢字4文字で書き上げました。
書道家の阿部豊寿さんは「北陸の石川と福井が連携して能登を忘れず、復興の後押しをしていく。明通寺の『明』を借りて、能登の未来が明るくなるようにという気持ちで字を書いた」と話し、書道家の若凛さんも「能登の被災地が少しでも早く復興するようにという祈りを込めて書いた」としています。
書き上げられた書の一部は明通寺に展示されます。