九州の上空に今シーズン一番の強い寒気が流れ込んでいる影響で、1月9日も熊本県内は山地を中心に雪が積もった。10日朝にかけては、阿蘇市で氷点下8度など厳しい冷え込みが予想されていて、道路や水道管の凍結にも注意が必要だ。
強い寒気の影響で9日は山地で積雪
標高約1100メートルの阿蘇・草千里では、1月8日夜からの雪が9日朝には5センチほど積もり、子どもたちが雪を投げて遊ぶなどしていた。
また、施設の職員は駐車場や道路の除雪。観光客が安全に訪れることができるように積雪の朝は欠かすことのできない作業だ。
一方、こちらは人吉市。標高約680メートルにある田野町では、8日夜からの雪が1センチほど積もり、屋根や車を覆っていた。
熊本県内の雪は日中小康状態となったものの、夕方になって再び寒気に伴う雪雲が流れ込み始めている。
10日朝にかけて山地で大雪・平地で積雪
熊本地方気象台は10日朝にかけても山地で大雪となり、平地でも積もる所があるとしている。
また雪とともに注意が必要なのが厳しい寒さ。10日朝にかけては内陸部を中心に気温が下がり、熊本県内の広い範囲で氷点下3度以下、阿蘇市乙姫は氷点下8度まで冷え込む予想だ。
10日は路面や水道管の凍結にも注意が必要だ。
(テレビ熊本)