今シーズン最強寒波の影響による日本海側の大雪は、10日いったんピークを迎える予想だ。
積雪も急増していて、3連休にかけて交通障害などへの警戒が必要だ。
強い寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降っていて、山形県の肘折では199cm、大井沢では178cmの大雪となっている。
また10日午前11時半現在、一部の地域で大雪警報が発表されている福島県では、10日に日付が変わってから午前10時までの10時間で西会津で22cm、南越で25cmと積雪が急増している。
これまでの大雪の影響で、青森市にある児童館では屋根が雪の重みで崩れ落ちる被害も出た。
福祉健康課長は、当時の様子を「天井からバキッという大きな音がして(天井が)下がっているのを発見した」と話した。
児童館には、事故前に子どもたち10人余りが集まっていましたが、異変に気づいた施設の職員が子どもたちを帰宅させて休館の措置をとっていたため、けが人はいないという。
一方、普段あまり雪の降らない九州や東海、近畿など西日本の平地でも積雪となっている。
11日は、冬型の気圧配置が緩み日本海側の大雪のピークは超えるが、引き続き除雪中の事故や雪崩などに注意が必要だ。
(「Live News days」1月10日放送より)