31日の山陰地方は、鳥取県の所々で雨が残りましたが、島根県を中心に一時的に天気が回復しました。一方で、空が全体的に霞んでいましたが、その原因はPM2.5でした。
朝の松江市周辺の空の様子です。太陽は見えていましたがPM2.5の影響で空が霞んでいました。鳥取県では、観測地点の濃度が環境基準値を超えた所もあり、学校などに注意を呼びかけました。
山陰地方ではこのところPM2.5の濃度が高まるケースは無かったということで、鳥取県がPM2.5に関する情報を発表するのは、2023年5月以来だということです。
今後の予想です。鳥取県は31日まで、島根県は1日夕方にかけて「やや多い」状態が続きそうです。マスクやうがいなどの対策が必要です。
そして週明けに注意が必要なのが大雪と低温です。今シーズン一番となる寒気が2月4日から7日ごろにかけて南下すると予想されています。このため平地でも最低気温は氷点下となり、大雪や路面凍結などに警戒が必要です。今回の寒波は4日をピークに長引くのが特徴です。1日から3日までの間に備えをお願いします。