
松江市消防本部の指令センターがリニューアルされ3月30日、その最新設備が公開されました。
消防署員:
「消防119番です。火事ですか、救急ですか」
12年ぶりに全面リニューアルされた松江市消防本部の高機能消防指令センター。
前面に並ぶモニターにはインターネットサービスと連携した地図情報などが映し出され、迅速に必要な情報を指令室全体で共有できるようになりました。
通報者が現場の状況をスマートフォンのカメラなどで撮影しながら伝えるシステムも追加され、応急手当などより正確な指示が可能になったということです。
消防署員:
「ペースが少し遅いです。リズムに合わせて押して下さい」
松江市消防本部通信指令課・浜田栄治課長:
「到着するまでのところが重要になってきます。災害が小さいうちに、応急手当も有効な手当てができる形で対応していきたいと考えています」
リニューアルにかかった総事業費は約7億6千万円で、4月1日から本格運用が始まります。