
有珠山が噴火して3月31日で25年です。
有珠山のふもとの壮瞥町では3月30日、フォーラムが開かれました。
有珠山は2000年3月31日に噴火。
事前に避難が完了し、死傷者はゼロでした。
フォーラムでは有珠山の噴火を予測し事前の避難につなげた北海道大学の岡田弘名誉教授が講演し、当時の対応がどのように行われたか、振り返りました。
「(当時は)ニュースの中でもハザードマップを大々的に説明してくれました。これが噴火の3日前ですね。(次に)国が本格的に乗り込んできて過去のいきさつからの反省を生かして、新たな挑戦を始めた」(北海道大学 岡田 弘 名誉教授)
つぎの噴火でも住民、科学者、行政、マスメディアの四者が同じ距離感を保ちながら行動を取ることが大切だと訴えました。