長崎市で行われている長崎ランタンフェスティバルの3日目、日中、日差しのもとでは寒さも和らぎグルメを楽しむ観光客でにぎわいました。
しかし来週からは一転、今シーズン最強の寒波が到来し警報級の大雪となるおそれがあります。
黄色のランタンで彩られた長崎市の中島川周辺です。
31日は雲の切れ間から青空も見え、中国からの観光客など多くの人でにぎいました。
現在行われている長崎ランタンフェスティバルの新地中華街会場では「ランタングルメ」を楽しむ人の姿も見られました。
来場者(諫早から)
「(きょうは)ちょっとあったかい」「(日中の良さは)人がちょっと少ないので歩きやすい。子供も一緒に歩きやすい」
長崎市の最低気温は1度まで下がりましたが、日中は13.2度まで上がり、日差しのもとでは過ごしやすくなりました。
週末は天気が崩れる予報で、1日に予定されていたタレントのルー大柴さんと俳優・レポーターの田中明日実さんが出演する「皇帝パレード」は中止が決まりました。
代わりに湊公園で午後4時からトークショーを行うということです。
来週は一転して、今季一番の最強寒波が流れ込みそうです。
長崎地方気象台によりますと、県内では週明け4日(火)から6日(木)ごろにかけて冬型の気圧配置が強まり、平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。
3日(月)の夜から断続的に雪が降り、ピークは5日(水)昼過ぎから6日(木)未明にかけてと予想されています。
寒気の南下が予想より強まった場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。
気象台は、長崎市で17センチの積雪を観測した2016年1月のように、雪の影響が長引けば交通や物流への影響も懸念されるとして、この土、日に食料の買い出しや、タイヤのチェーンの準備など、備えを行うよう呼びかけています。
また、農作物の管理や水道管の凍結にも注意が必要です。