23日昼過ぎ、鳥取県境港市にある「航空自衛隊美保基地」にアメリカ軍の輸送機2機が飛来、離発着訓練を行ないました。
23日午後0時20分ごろ、「航空自衛隊美保基地」に姿を見せたのは、アメリカ空軍横田基地所属の輸送機「C‐130J」2機です。防衛省・中国四国防衛局によりますと、悪天候などで目的地に着陸できない場合などに備え、緊急着陸を想定した訓練飛行の一環だということです。2機は着陸後、滑走路脇の誘導路を移動し、7分後に離陸しました。美保基地では、米子空港と滑走路を共用していますが、民間機の運航に影響はありませんでした。
訓練のため美保基地に米軍機が飛来するのは、2023年6月以来です。
訓練飛行の実施について、防衛省はアメリカ軍に対し、事前の情報提供や安全管理の徹底を引き続き求めるとしています。