ゴルフでよく聞く「パー」とは?パーを狙うための3つのコツも解説
今回はゴルフでよく聞く「パー」の意味や、そのほかのスコアの呼び方、パーを狙うためのコツなどを解説します。ゴルフ初心者は、聞き慣れないゴルフ用語に戸惑うこともあるかもしれません。ゴルフを楽しむためにも「パー」やほかのスコアの意味を覚えておきましょう。
パーとはどんな意味?

基準打数はホールの距離と関係があります。ホールにはショートホール・ミドルホール・ロングホールとありますが、ショートホールはPar3、ミドルホールはPar4、ロングホールがPar5と設定されているのが一般的です。多くのゴルフ場では、18ホールのパーの合計が70〜72に設定されています。トーナメントでは、難易度を上げるために本来のパー4をパー3にするなどして、調整をすることも多いです。
また、基準打数でホールアウトできた時のスコアを示す名称もパーと呼ばれます。最初はなかなか難しいかもしれませんが、パーでホールアウトすることを目標にしてみましょう。
■パーオンとアンダーパーについて
パーに関連するゴルフ用語として、パーオンとアンダーパーがあります。
パーオンとは基準打数よりも2打少ない状態で、グリーンにボールを乗せることです。Par3のホールならティショット、Par4のホールならセカンドショット、Par5のホールならサードショットでグリーンにボールが乗れば、パーオンになります。パーオンさせる確率が高ければパーでホールアウトできる可能性も高くなりますから、目標スコアを達成しやすくなるでしょう。
アンダーパーは1コースのパーの合計よりも少ない打数でラウンドすることです。例えば18ホールのパーの合計が70だった場合、スコアが70を下回ればアンダーパーになります。
パー以外のスコアは何と呼ぶ?

■ボギー
ボギーは基準打数よりも1打多い場合のスコアの名称です。ちなみに、基準打数よりも2打多い時はダブルボギー、3打多い時はトリプルボギー、4打多い時はクァドラプルボギー、5打多い時はクィンテュープルボギーと呼ばれます。
■バーディー
バーディーは基準打数よりも1打少ない場合のスコアの名称です。
■イーグル
イーグルは基準打数よりも2打少ない場合のスコアの名称です。Par3のホールでイーグルの場合はホールインワンとなります。
■アルバトロス
ダブルイーグルと呼ばれることもありますが、基準打数よりも3打少ない打数でホールアウトした場合はアルバトロスと呼ばれます。
■コンドル
コンドルは基準打数より4打少ない場合のスコアの名称です。Par5のホールでホールインワンした時の名称で、トリプルイーグルとも呼ばれます。
パーを狙うためのコツ3つを解説

■パーを狙うホールを定める
全てのホールでパーを狙おうとしても最初は難しいはずです。パーを狙いやすいのはショートホールとロングホールなので、どのホールでパーを狙うかコースマネジメントをするようにしましょう。
■得意な距離からパッティングできるようにする
せっかくパーオンしても、ボールからカップの距離が苦手な距離だと、そこから打数がかさんでしまうかもしれません。グリーンに乗せるときは得意な距離になるように狙いましょう。また上がりのパットのほうが難易度が低いので、狙えるようになるとパーが取りやすいです。
■アプローチとパッティング練習をする
パーオンできているのにパーが取れないなら、アプローチとパッティングを苦手としている証拠です。それぞれの練習を徹底することをおすすめします。
パーオン率を確認して改善策を考えよう
パーを狙うコースを定めてスコアを伸ばそう!
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