ゴルフ前のストレッチは必要?最低限・ゴルフ前のストレッチの必要性について
そこで今回は、ゴルフ前に行うストレッチについて解説します。ゴルフ前のストレッチの必要性や、最低限行うべきおすすめのストレッチ、そして普段から柔軟性を高めたい部位なども紹介します。
ゴルフ前のストレッチの必要性について
また、インパクトの瞬間には体にも大きな衝撃がありますので、体が温まっていない状態でのプレーは怪我の元となりかねません。したがって、ゴルフをする前は筋肉を温めて可動域を広げるストレッチが必要です。
ストレッチには、反動をつけずに筋肉を伸ばす静的ストレッチと、反動をつけながら体を動かす動的ストレッチの2種類があります。
静的ストレッチよりも、筋肉を温めて動かしやすくする動的ストレッチの方が、怪我予防のためのストレッチとしての効果が期待できます。
動的ストレッチはダイナミックストレッチとも呼ばれますが、体が動かしやすくなるだけでなく、心拍数や体温を上げるウォーミングアップ効果が期待できることもわかっています。ゴルフ前は動的ストレッチをして、パフォーマンスを向上させましょう。
ゴルフ前に最低限行うべきストレッチ3選
■1. 全身に効く動的ストレッチ
最初に紹介するのは、プロのゴルファーも行っている動的ストレッチです。ゴルフをする際に伸ばしておきたい肩周りや股関節周辺を同時に伸ばせます。
●右足を大きく前に踏み出して両手を床に突き、腰を落として足首・膝・お尻周辺を伸ばします。
●右手を高く上げ、肩や肩甲骨周りを伸ばしましょう。胸を開くイメージで、上半身は右にしっかりひねります。
●元に戻ったら右足の膝を伸ばして腰を上げましょう。右足のつま先をあげ、左足はかかとを地面につけて脚の後ろを伸ばします。
●上体は起こしたまま膝を曲げて腰を下ろしてキープします。その状態から左足を蹴り上げるように勢いをつけて右足側に立ち上がります。
●反対側も同じようにストレッチをしましょう。
■2. 肩・肩甲骨・胸の動的ストレッチ
ゴルフクラブを使ってできる簡単なストレッチです。脇腹も同時に伸ばせます。
●ゴルフクラブの両端を両手で持ち、頭上に掲げます。
●肘を曲げないようにしてクラブを後ろに引っ張りましょう。
●ゴルフクラブを頭上に戻し、体は正面を向いたまま左右に体を傾けます。
■3. 下半身の動的ストレッチ
安定感を崩さずしっかりスイングをするためには、股関節をはじめとした下半身も動きやすくしておかなければなりません。
●肩幅くらいに足を開いた状態で、腰を落として前傾姿勢を取りましょう。お尻を突き出すイメージです。
●右足に体重を乗せて、膝をアップダウンさせます。左足にも体重をかけて同じように動かしましょう。
●元の前傾姿勢に戻り、左右に軽くジャンプを繰り返します。右にジャンプした時は左足を浮かせ、左手で右足のつま先を触ってください。左も同じようにします。
ゴルフのために普段から柔軟にすべき体の部位
ゴルフ前のストレッチで筋肉を温めることで動かしやすくはなりますが、日頃から柔軟性を高めておかないと可動域は広がりません。体をしなやかに動かせるようになれば、怪我の予防だけでなく、パフォーマンスの向上にもつながります。日頃からストレッチをする習慣をつけておきましょう。
ゴルフ前は動的ストレッチで怪我の防止とウォーミングアップをしよう
また、天気予報専門メディアtenki.jpでは、全国各地のゴルフ場の天気を確認できます。天気だけでなく気温や風向きなどもわかるので、ゴルフに行く時はぜひ活用してください。