来週は気温の変化激しい 気温ひとケタの寒さから桜の開花ラッシュへ 1か月予報
気温の変化が激しい 来週半ばは昼間でも気温ひとケタの寒さ
それによりますと、日本付近の上空の気温はこの先1か月平均では、北日本を中心に平年より高い予想です。ただ、期間を区切ると、来週中ごろは強い寒気が流れ込んで、その後、暖かい空気が流れ込む予想となっています。そのため、気温の変化が大きいでしょう。
今日13日は5月並みの陽気となった所もありましたが、来週の中ごろには寒気の影響を受け、東京や大阪などで昼間でも10℃に届かずひとケタの気温となり、冬の寒さが戻るでしょう。今週末から来週にかけての平均気温は全国的に「平年より低い」予想です。
一方、寒気が抜けたあとは、暖かい空気が流れ込みやすくなり、今月下旬は北日本から西日本で「平年より高い」予想となっています。また、北海道から中国・四国には「高温に関する早期天候情報」が発表され、この時期としては「かなり高い」気温が予想されています。ゴールデンウィークのころの陽気となって、日中は上着を脱いで、長袖のシャツ一枚で過ごせるような日もありそうです。
気温差が大きくなるため、日々の天気予報では天気とともに気温も確認し、服装選びを慎重になさってください。
沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすいため、気温は平年より低い傾向です。
今月下旬は気温が「かなり高い」 桜の開花ラッシュへ
桜は開花から5日~1週間程度で満開を迎え、今月末には見ごろを迎える所もありそうです。気温が平年より高い傾向とはいえ、朝晩と日中の気温差が大きい時期ですので、夜桜見物の際は上着を用意して身体を冷やさないよう、注意してください。
※宇和島は気象台の標本木ではなく日本気象協会の独自観測地点です。
予想される天候
日照時間は全国的に「平年並み」でしょう。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方