台風14号 中心付近は暴風に 週末以降は沖縄・西日本から北日本で広く影響のおそれ
台風14号は、きょう15日午前9時の観測で、中心付近で風速25メートル以上の暴風域ができました。台風は今後発達しながら進み、週末には沖縄地方に、週明け以降は西日本から北日本の広い範囲に影響を及ぼすおそれがあります。
台風14号 中心付近では風速25メートル以上の暴風に
台風14号は、きょう(15日)午前9時には日本の南の海上を1時間におよそ10キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカルです。中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルです。
午前6時の時点では、中心の気圧は985ヘクトパスカルで、3時間で5ヘクトパスカル低くなっていて、勢力を強めています。また、風速25メートル以上の暴風域もでき、中心から半径95キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
午前6時の時点では、中心の気圧は985ヘクトパスカルで、3時間で5ヘクトパスカル低くなっていて、勢力を強めています。また、風速25メートル以上の暴風域もでき、中心から半径95キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
週末～週明け以降 日本列島に広く影響か
台風14号は今後、西よりに進み、強い勢力へ発達して、あす(16日)からあさって(17日)にかけて沖縄の大東島地方に接近する予想です。また、あさって(17日)から日曜日(18日)にかけて沖縄本島地方に接近する可能性があります。沖縄では暴風や高波に警戒が必要です。台風の進路によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
また、九州南部・奄美地方では、日曜日(18日)にかなり接近する見通しとなっていて、あさって(17日)からは暴風や高波に警戒が必要です。
台風はその後、週明け月曜日(19日)には西日本に、火曜日(20日)には東日本から北日本へ広く影響を及ぼす可能性があります。予報円をみると、日本列島に沿うようにして進む予想となっています。台風が接近すると風が強まり、大雨となるおそれがあります。まだ、予報円は大きく、進路が定まっていませんが、飛ばされやすいものは屋内にしまっておく、水はけを良くするために側溝を掃除しておくなど、台風の接近前から備えを進めておいてください。あわせて、最新の気象情報、台風情報を得るようにしてください。
また、九州南部・奄美地方では、日曜日(18日)にかなり接近する見通しとなっていて、あさって(17日)からは暴風や高波に警戒が必要です。
台風はその後、週明け月曜日(19日)には西日本に、火曜日(20日)には東日本から北日本へ広く影響を及ぼす可能性があります。予報円をみると、日本列島に沿うようにして進む予想となっています。台風が接近すると風が強まり、大雨となるおそれがあります。まだ、予報円は大きく、進路が定まっていませんが、飛ばされやすいものは屋内にしまっておく、水はけを良くするために側溝を掃除しておくなど、台風の接近前から備えを進めておいてください。あわせて、最新の気象情報、台風情報を得るようにしてください。
日本周辺には3つの台風
きょう午前9時現在、日本付近には3つの台風が発生しています。
このうち、台風12号は、きょう午前9時現在、東シナ海にあって1時間に30キロの速さで北北西に進んでいます。台風12号は次第に勢力を弱め、あす午前9時までには温帯低気圧に変わる見込みです。
一方、台風13号は、きょう午前9時現在、日本のはるか東にあって1時間に45キロの速さで北北東に進んでいます。台風13号もきょう午後9時までに温帯低気圧に変わる見込みです。
このうち、台風12号は、きょう午前9時現在、東シナ海にあって1時間に30キロの速さで北北西に進んでいます。台風12号は次第に勢力を弱め、あす午前9時までには温帯低気圧に変わる見込みです。
一方、台風13号は、きょう午前9時現在、日本のはるか東にあって1時間に45キロの速さで北北東に進んでいます。台風13号もきょう午後9時までに温帯低気圧に変わる見込みです。
